第862話 アンジェラは、どこだ!?

 その予感は、すぐに現実のモノとなった。

 ようやく、アンジェラのスマホから連絡があった。


「もしもし! アンジェラか……❓❓❓

 今、どこだ❗❗」

 オレは急いで応対した。

 しかし返答は、アンジェラではなかった。


『ケッケケ~~、龍児くん!

 残念だったな!

 いとしのアンジェラちゃんじゃなくって!!』

 下卑た低い笑い声が響いてきた。

「う、お前は……!?」

 この声は龍聖たちの取り巻きのモヒカンだろう。


「チッ……」思わずオレは舌打ちをした。

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