第782話

「別に…、これは以前いた施設でのキズですから龍騎さんたちとは関係ないですよ!」

 オレはジュリアに笑って応えた。

「ウソ! 確かに、古いキズ痕もあるけど……」

 試しに新しいアザを押した。

「う!!」

 ビクッとして身体が反応してしまった。


「ほら、痛いンでしょ!?」

 ジュリアが優しく微笑んだ。


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