第738話
ほとんど、これではボッタクりバーに引っ掛かった
優しげに勇者を誘い込み、ろくなサービスもせず法外な料金を請求する。
「大丈夫よ。2、3日で出ていくから」
麗美は甘く猫なで声でお願いしていた。
「はぁ、2、3日でしたら……」
渋々、勇者もオーケーした。
気付くとアリスがボクに身体を預けてきた。
「あ、アリス!!」
身体中、熱く火照っていた。
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