第441話
「ま、待てって……」
手を伸ばしたが届かない。
すぐに追おうとしたがアリスの姿は視界から消え失せていた。
「あれ、どこに……、消えた?」
キョロキョロと見回したが見つからない。
仕方なくボクは、ゆっくりと周辺の街並みを見回した。
さほど、2020年と変わりがないようだ。
夏の日差しが
近くにあった自販機で缶コーヒーでも買い、小銭が使えるか試してみた。
その時、財布から小銭がこぼれ落ちた。500円玉だ。
「あ…😆🎶✨」
コロコロと転がった。
男性の足許まで転がっていった。
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