第358話 パンドラ・システム

「え……?」

 何故、真神が、そこまで血相を変えているのか、不思議だった。


 明らかに、今までの態度とは違っていた。


「ビ、ビーナス、そこまでだ。引き上げろ。

 アリスは【パンドラ】を放つ気だ~…❗❗❗」


「パンドラ……? 何だ。パンドラって」

 オレは真神に尋ねた。

 

「ぐゥ…、パンドラ・システムだ。

 最悪、宇宙が全部、吹っ飛ぶぞ~ー❗❗❗」

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