第177話:アリスはポンコツじゃね~

「おい、少年。話を聴いてンのか」ヒデは尚もボクを引き留めようとした。

「いっくら商売だってな。これじゃ、ボッタくり同然だろォ~…」

 業者にクーレムをつけた。


「そ、そんな…、ボッタくりって人聞きの悪い…😏💦💦」


「少年、悪い事は言わね~。一万なんか、出すんじゃね~よ」


「いえ、売ってくれるなら、一万でも幾らでも構わない」

「え?」ヒデは顔を歪めた。


「それから…、これだけは、言っておくけど……」

 ボクはアリス似の女性ロイドをかばうようにした。

「アリスは、ポンコツじゃね~ンだ❗❗❗」

 業者の男を睨み付けた。



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