第156話:壊れやすい

「初めてなの……」ボクもロックに優しく訊いた。


 ロックはほのかに顔を赤らめた。

「うン…😳💕💕」かすかに頷いた。

「ボクもだよ…」本心を語った。

 ロックは、いつものような生意気な態度を取らない。


 可憐な美少女のように繊細で、ガラス細工のように壊れやすい気がした。


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