「さぁ、行くよ」ロックは倒れている男たちに構わず、ボクを裏庭へ引っ張っていった。

「ちょっちょ…、待ってよ」

　振り向くと、アリスとサラもボクたちに続いていた。

　ロックに続き、裏の塀を乗り越えようとした時、家の裏口から、ダークスーツの男たちが追いかけてきた。

　恐らくさっき倒したヤツらとは

別人だ。いったい何人いるんだ。

あいつらは……

「おいおい、マ○リックスかよ」

　どんだけ増殖すれば気が済むンだ。

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