第112話 時を翔《かけ》ちゃうってヤツか

「な…?」ボクは言葉を失った。

 一瞬、ボクとロックの間に言い知れない緊張感が走った。


「何だ、そりゃぁ…😒💦💦」

 ボクは真面目に取り合う気はなかった。

「下らな過ぎて笑えないな」


「別に、ジョークで言ったつもりはない」

 微笑んでいるが目はシリアスだ。


「は~、何だ。お前は『タイムトラベラー』か。時をかけちゃうって、ヤツかァ~…?」


「……」ロックは無言でボクを見詰めていた。

「フフン…、見てきたワケじゃね~だろ」







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