　厄介な事だ。何しろ、このオバさんは近所ではお節介で通っている。

　普段から苦手なのに……

　どうやって、アリスの事を誤魔化したらいいのか、わからない。

　見かねたのか、ロックが、

「ハゥアーユー…？」

　と、オバさんに向かって、いきなり流暢な英語で捲し立てた。

「え、ええ…？　な、何……」

　オバさんは面食らったようだ。

「あ、あの……　彼女たちは交換留学生でして…😅💦💦」

　ボクも適当にロックに合わせて嘘をついた。

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