第77話:美少年と唇を重ね

 ついさっきまで、のアリスだったのに、今は、ロックと言う《美少年》と唇を重ね、愛し合っている。


 アリスは仔猫のようにロックの

首筋に唇を這わせ舐めていた。


「あぁ…😳💕💕」

 アリスの喘ぐような息遣いが車内に響いた。


「うう…、や、やめてくれェ~…」もう見ていられない。嫉妬にかられ叫んでいた。


「フフ……、ショーもママと一緒にヨーロッパでも行ったら?」

 ロックは、まるでボクの家庭事情を知ってるかのように微笑を浮かべた。


「何故だ……? どうして、そこまで知ってるんだ」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る