第40話 【文化論】元号の終わり

桜雪さんの『イラッとしたらグーでいけ』に元号の話があって、

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881647371/episodes/1177354054888576557


それで以前書いたブログを思い出したのでちょっと加筆して転載

元記事はこちら、昨年の秋の話

https://note.mu/sigh_to_you/n/n74f748c0ef38?fbclid=IwAR20sG1Vrobi-na5XEAgzXqZtNFeKM72yYdNGbkZRkPehOKVOAPuoK3zov4




自分の記憶が確かならば、今上天皇はカレンダー業界とかが困らないように生前退位に伴い早く元号を決めて発表する気でいらっしゃったはずですよね?


で、何かの勢力が「やはり新天皇の即位日に発表すべき」とか言い出して、来年は平成31年の併用も可、みたいなグダグダなことになったという理解でよろしいか?


で、ですね


本屋の店頭で日々新刊を並べているうちに気がつきました


資格試験本の新刊の年度表記!


平成30年度の試験がひととおり終わって、新年度版が次々発売されつつあるのですが、その表紙が微妙に旧版と違うものがある


よくよく見ると、旧年版のには「30年版」って書いてあるところに、新版は「2019年版」って書いてある!


『何かの勢力』は天皇陛下を敬い、元号を大切にしようと考えての行動だったはずですよね?


なのにその結果、むしろ元号離れが起きてしまっているというアンビバレンツ……


印刷物とか、刷り直すのもコストかかり過ぎますしねぇ

ちなみに4月始まりの能率手帳、10連休に対応して発売直前に刷り直したそうですよ、この話とは直接関係ないけど


もう来年からは、役所の公式文書以外の民間の書類その他は、「何かの勢力」の意図とはうらはらに、西暦ばかりが使われるようになるのだろうな、と思った次第

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る