内容はどちらかというと、小説と言うよりコミックです。
文章というよりもシナリオと勢いを読むと言ったほうがこの作品は適切でしょう。
ああ、こういう話、昔、新都社とかで読んだなぁ……という懐かしい気持ちにさせてくれます。
冒頭は正しく今日日の転生物の王道を行く感じで、「ああ、またか」と思う方もいるかもしれません。
ですが、21話の選挙戦のあたりから一気に独自色がでて面白くなってきます。
時事ネタ周りは好みが分かれる所ですが、楽しめる人にはきっと程よいスパイスになる事でしょう。
個人的には選挙戦の話が好きなので、「ファンタジーで選挙って何?」と思った方はどうぞ御一読を。