目が覚めたら魔王だったのでながれのままに魔王やってみた

作者 ハイロック

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★★ Very Good!!

――

目が覚めたから魔王いっちょやったるか、とそんなテンションではないのです。

自分が魔王じゃないとバレたら、あっヤバイ殺されるかも。

命がかかっているとなれば、そりゃ人間がんばりますよ。

力はないと思い込んでいる魔王様は、知恵と知識を動員し、戦略的に立ち回ります。

氷、機械、雷、権力、圧倒的な力など、様々な力を操る勇者をどのようにしていなすのか。

で、自分が魔王になったということは。

その問いの答えもきちんと物語内にあります。

王道とは少し言いがたい。一風変わった異世界の風を感じよ。

★★★ Excellent!!!

――

何と言うか、全体的に生々しい。
選挙戦をやってみたり、マスコミを利用してみたりからめ手を仕掛けたり……ファンタジー世界に斜めから切り込んでいく感じです。
本当に、力も何もなくて勝手の分からない世界に放りこまれた人が何とかやっていくために知恵を絞り出している、という雰囲気が妙に生々しくリアルに感じられました。
要所要所に「えっ!?」と驚く意外な展開もちりばめられ、飽きずに読み通せました。

Good!

――

内容はどちらかというと、小説と言うよりコミックです。
文章というよりもシナリオと勢いを読むと言ったほうがこの作品は適切でしょう。

ああ、こういう話、昔、新都社とかで読んだなぁ……という懐かしい気持ちにさせてくれます。
冒頭は正しく今日日の転生物の王道を行く感じで、「ああ、またか」と思う方もいるかもしれません。
 
ですが、21話の選挙戦のあたりから一気に独自色がでて面白くなってきます。
 
時事ネタ周りは好みが分かれる所ですが、楽しめる人にはきっと程よいスパイスになる事でしょう。
個人的には選挙戦の話が好きなので、「ファンタジーで選挙って何?」と思った方はどうぞ御一読を。

★★★ Excellent!!!

――

 戦闘能力皆無の魔王が、情報収集、分析、作戦立案、部下の選抜――そういった知略や事務手続きのような地道な努力をして、「お前、それチートだろ」的な能力を持つ勇者を、どうにかこうにか撃退していくお話――でも、一人の勇者を倒したら安泰というわけでもなくて……。

 めちゃくちゃ強くてユニークな敵を、仲間と力を合わせて知恵と勇気でやっつける、という物語が好みの読者にはおすすめ。

 段落が細かく区切られていて、ブロック分けされているのにも好感を覚えます。
 紙の書籍でページをめくるのと違い、PCやスマホの液晶画面でスクロールして読むのは疲れますので、こうした配慮は読み手として、大変に有難いものです。