三つの鈴
ある日、虹の橋の船着き場に地上からの舟が着きました。
舟には黒い仔猫と白い仔猫と灰色の仔猫が乗っていました。渡し守は
「船着き場から出ると、並木道がある。並木道は公園を通って、虹の橋のたもとの街まで続いているよ。街の入り口の時計塔には、歌うたいの猫がいるからね。色々、たずねてみるといいよ」
渡し守はそう言うと舟に戻り、客を乗せるとまた地上に引き返して行きました。
仔猫たちは渡し守に言われた通り、歌うたいの猫に会いに行くことにしました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます