ミステリー

[完]from 雨の街から

☆タイトル「from 雨の街から」


☆作者名「広瀬翔之介」


☆作品リンク

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889195065


☆あらすじ(原作より引用)

永遠に雨が降りつづける小さな都市国家、その名も「雨の街」。

十五歳の少女・結原ヒカリは、六年前に記憶を失くし、その街で拾われた。


雨の街では食料の大部分を隣国である「風の色」から輸入していたが、その食品で異物混入事故が次々に発生。

国家間の関係上、風の色にクレームを入れられない雨の街は窮地に立たされた。


ある大雨の夜、謎の異物を飲み込んでしまった女の子がヒカリの前に現れ、こう告げる。


「異物混入事件を解決して。それがお姉ちゃんの失くした記憶と関係しているから」


自分の正体とは何なのか。

街の外の世界はどうなっているのか。


「私が食品を作っているところで働いて、異物が入る原因を調べてきます!」


ヒカリは異物混入をなくし全ての真相を知るため、風の色へ旅立った。


辿り着いたその国は、高度に文明が発達した巨大都市。


ヒカリは犯人をあぶり出すため、自ら異物混入事件を引き起こすことになる――!? 


※「小説家になろう」にも掲載されています。



☆作者評

ファンタジーでありつつどこか現代を思わせる独特な世界観。そしてファンタジーの世界で起きる異物混入事件とそれをきっかけとしたヒカリの冒険の物語。ファンタジー要素のあるミステリー

雨が降り続ける「雨の街」とその貿易相手である「風の色」。異物混入事件の真相はなんなのか。ヒカリの正体は何なのか。どうしてヒカリは自ら異物混入事件を引き起こすことになったのか。

ヒカリのしたことはそう簡単に許されることではない。けれど、少なくとも真相を知った後のヒカリの選択は、正しかったと思う。

出来れば全ての結末を知った後にもう一度最初から読み直してほしい。きっと、最初に読んだ時とは違う感想を抱くはずです。

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