☆タイトル「レトロブーム」

☆作者名「油布　浩明」

☆ジャンル「SF」

☆作品リンク

☆キャッチコピー（原作より引用）

忘れられていたものにも、命はある…。

☆あらすじ

原作に無かったため割愛

☆作者評

こちらの作品は……内容に下手に触れると盛大なネタバレになってしまうので、内容に触れないような感想を心がけることにします。

現代社会って、新しい物がどんどん生まれて、古い物は消えていくんです。例えばスマホがいい例ですよね。発売当初は二つ折りですらないし、カメラ機能なんて無かったガラケー。でも時代が進むにつれてカメラ機能は当たり前、ワンセグが当たり前、しまいにはタッチ操作をするスマホにその市場を奪われる。

流行っていつどうやって生まれるのでしょう。流行に乗ったとして……流行りの時期に購入した物は、ブームが去ったらどうなるのでしょう。そんなことを考えさせられる作品です。

上手いと思うのはその文章の繋ぎ方。ファンタジーの要素を入れつつも、全体的に上手くストーリーがまとまっています。最後まで読み進めると何とも言えない気持ちになるのは、きっと私だけではないでしょう。

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