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法治国家のことをチホー国家と言ってしまう弟は、
この小説を発表して告知した2週間後に県外の企業に就職して家を出ていった。
だから、働いている分には文句は無いので、
観察日記は、とりあえずは今回限りにする。
(また居候を再開したら、話は別だ。)
弟は再び底辺職に就いて、色々と苦労しているようだ。
本来なら、兄である私が愚かな弟に、
今自分が行っているビジネスのノウハウを教えたりしたいところだが、
残念ながら、この国の悪政に積極的に加担する者を手助けする訳にはいかない。
自己責任論が大好きな弟には、一生をかけて、己の愚かさを悔いてもらう。
ところで、ここは観察日記なので多くは言わないが…
ネトウヨにこれを認識する知能があるかどうかは知らないが、
エセ保守的主張には世界経済の動向が絡んでいる
弟のようなネトウヨは常に中国人や朝鮮人を敵視しているが
(勿論、私も彼ら特亜を快く思わない事もあるが)
ネトウヨは我々黄色人種同士で対立した結果、
どのような破滅的な事態が起こりうるかを理解していない。
全ては米国のドル防衛のため。
その米国支配層とは何者なのか?
この事をよく考えて欲しいと思う。
無論、ハム速や保守速報や大艦巨砲主義!を噛み砕いて理解するのに精一杯の弟には期待していないが。
ゴールドラッシュで一番儲けたのはスコップや道具を売る商人。
十字軍遠征で最も利益を得たのは武器商人。
誰でも一度は聞いた話ではないか。
こんな話をしたところで、彼等がこの事実を受け入れないのは知っている。
何故なら、ネトウヨは信じたい物しか信じないからだ。
そのような自分の人生に対する舐めた態度は
未来において自分自身に対して牙を剥く結果になるのだが、
弟には、何とかこの事実を理解して欲しいと願うばかりだ。
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