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2022年10月2日 23:39
正直に申し上げると残酷な運命を抱えている様々な人達の話に何度も止めようと思いつつ最後まで読み繋いできました。梯子を登り降りるのは人生そのものだったのですね。過酷な人生、幸せな人生。震災は実に多くの人達に過酷な人生を強いて、幸せは束の間の息抜きのように儚いもの。本作品の幸せはほんの最終話に至る数話に過ぎませんでした。震災に直面した人達が心を癒せるのは人それぞれですが、決して短くはなかったことでしょう。それにしても歩実香さんの人生は過酷過ぎました。二度も交通事故に遭い、思いを寄せる彼とは結ばれることもなかったのです。自分の性格にもよるのでしょうが。本作品の救いはハッピーエンドだったことです。凄く重い作品でしたから。作者さんも辛かったでしょうね。お疲れ様でした。
作者からの返信
コメントいただきましてありがとうございました。一機読みのようでしたね。文庫本1冊の分量はありましたのに。ありがとうございました。確かにかなり重い内容でした。書く側もいろいろなことを双幅するかのようにかなり複雑な想いで書いた記憶がありますね。でも梯子を上り始めた彼女(巴美)だけは最後に幸せにしてあげたかった。執筆していた当時、震災の傷も徐々に言えるということは無くとも歩むことは出来る奇跡が描かれたころ。まさかその後にこのようなコロナ過と言う新たな心傷にさらされるとは思いにもありませんでした。これも生きるために課せられた性でもあるのかと思うほどです。花火は人の心に掛ける梯子の端。儚くとも、その想いは永遠に残る。ありがとうございました。
2022年9月14日 07:48
心に沁みました。 とても素敵な物語でした。
お読みいただき、またコメントもいただきまして、ありがとうございます。再現しきれないところも多々ありますが、災いによって引き裂かれた心と体、そして想い。全てを繋いだのがあの花火であった。と言う物語でした。その他の作品もお立ち読みいただければ幸いです。ありがとうございました。
2018年9月28日 20:41
美しく感動のフィナーレに喝采。
ありがとうございます。
正直に申し上げると残酷な運命を抱えている様々な人達の話に何度も止めようと思いつつ最後まで読み繋いできました。梯子を登り降りるのは人生そのものだったのですね。過酷な人生、幸せな人生。
震災は実に多くの人達に過酷な人生を強いて、幸せは束の間の息抜きのように儚いもの。本作品の幸せはほんの最終話に至る数話に過ぎませんでした。
震災に直面した人達が心を癒せるのは人それぞれですが、決して短くはなかったことでしょう。
それにしても歩実香さんの人生は過酷過ぎました。二度も交通事故に遭い、思いを寄せる彼とは結ばれることもなかったのです。自分の性格にもよるのでしょうが。
本作品の救いはハッピーエンドだったことです。凄く重い作品でしたから。
作者さんも辛かったでしょうね。
お疲れ様でした。
作者からの返信
コメントいただきましてありがとうございました。
一機読みのようでしたね。文庫本1冊の分量はありましたのに。
ありがとうございました。
確かにかなり重い内容でした。
書く側もいろいろなことを双幅するかのようにかなり複雑な想いで書いた記憶がありますね。
でも梯子を上り始めた彼女(巴美)だけは最後に幸せにしてあげたかった。
執筆していた当時、震災の傷も徐々に言えるということは無くとも歩むことは出来る奇跡が描かれたころ。
まさかその後にこのようなコロナ過と言う新たな心傷にさらされるとは思いにもありませんでした。
これも生きるために課せられた性でもあるのかと思うほどです。
花火は人の心に掛ける梯子の端。
儚くとも、その想いは永遠に残る。
ありがとうございました。