マストドン、ローカルから見るか?連合から見るか?

コミナトケイ

第1章 概略からブームの流れまで

マストドンとはなにか

 はじめましての方も多いでしょうから、はじめまして。

 以前からカクヨムさんで読んでいただいてくださってる方はご無沙汰になってしまってすみません。かつての体験を軽く書いてみました書店員エッセイが代表作の者です。


 ……と、そんな自己紹介は今ここでは関係ないですね。

 今回も今回とて小説「ではない」部分での発表となりますが、少しお付き合いいただけますとさいわいです。


 

 さて、みなさまは『Mastodon』(マストドン)というものを聞いたこと、ありますか?


 世界の三大ソーシャルネットワークサービス(SNS)といえば、世界最大シェアの『Facebook』に、最近急速に拡大している『Instagram』、そして日本で圧倒的な支持を得ている『Twitter』なのですが、今年になって新たに注目を集めた新しいSNSがあるのをご存知でしょうか?



 それが今回取り上げます『マストドン』と呼ばれる新しい形のSNSです。

 


 マストドンという一見聞き慣れない名前は古来存在したとされるゾウのような生物からきています。小鳥のさえずりをモチーフにしているTwitterを意識していることがこのことからわかると思います。


 なおツイッターでは文章を投稿することを、「つぶやく」という意味で「ツイート(する)」と言いますが、マストドンにおいては「トゥート(する)」(鳴く)と言うところに、モチーフの違いが現れていますね。



 使用感はやや異なりますが、できることはTwitterと似ています。

 基本的には好きなユーザーをフォローしてその人のトゥートをリアルタイムで追っていき、時にはユーザーさん同士で直接やり取りするなどして交流をはかる、という使い方となる点では、Twitterと変わらないでしょう。


 ほかの方のトゥートを拡散する「ブースト」という、Twitterでいう「リツイート」のような機能もありますし、画像投稿にも対応しています。


 背景が黒く、つぶやきが3面の間仕切り(カラム)に分かれて表示されるのは、さながらTwitterを表示させる外部のサービスであるTweetDeckを思い起こす方もいらっしゃるのではないでしょうか? 



 じゃあ何が違うの、と思われることでしょう。

 実は細かいところで違いがあり、またその違いこそがマストドンを特別なものにしています。


 まずは投稿文字数の上限が500文字もあること。

 これはTwitterの140文字と比べれば圧倒的です。


 そもそもTwitterはあえて1回の投稿文字数を少なくすることでつぶやきのハードルを下げ、多くの方に受け入れられることに成功した、という経緯があるので文字数の多さが必ずしも優位性を意味はしません。


 とはいえ、英語など他の表音文字圏では140文字では少なすぎるという声があるという話を聞いたことがあるので、欧州圏の開発者さんがそれを意識していてもおかしくはないでしょうし、140文字では足らないと感じていた人にとっては大きな利点であることには違いないでしょう。


 またこのトゥートの公開範囲を細かく指定できることも非常に大きなポイントであり、Twitterにはなく、かゆいところに手が届く仕様となっています。

 それは次に話す大きな枠組みとも関連してくるので、後に譲ります。



 注意しなければいけないところとして今のところIDを変えることができず、登録したIDの変更をするためにはアカウントを消す以外の方法がないことです。

 なので実質的にツイッターのようにいくつかのアカウントを使い分けることは想定されていないと言っていいでしょう。


 ただしこれも後述しますが、マストドンとは機能全体の総称でありいくつかのサーバーに個別にアカウントを登録することができます。アカウントを使い分けたい場合登録サーバーごとに別のアカウントを作る、ということとなります。


 このあたりの話をするためにも、いったんここで区切ることといたしましょう。よければページ下から次へ進んでいただければと思います。

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