第84節 レ・ミゼラブル


 

 誘拐ゆうかい事件じけん生還せいかんしてからの翌々日よくよくじつ、2がつ26にち月曜日げつようびかなでさんの16さい誕生日たんじょうび


 今日きょう平日へいじつなので学校がっこうがあるはずだったのだが、授業じゅぎょうやすんで東京とうきょうおもむき、一日中いちにちじゅう誘拐ゆうかい事件じけん事情じじょう聴取ちょうしゅ実況じっきょう見分けんぶん協力きょうりょくついやした。


 俺があのはいビルでかされた、べつ住所じゅうしょとでたらめな建物名たてものめい記載きさいされた家族かぞくへの手紙てがみは、誘拐ゆうかい事件じけん刑事けいじ裁判さいばんかかわる証拠しょうこ物件ぶっけんとして、郵便局ゆうびんきょくから警察けいさつ回収かいしゅうされた。


 多国籍たこくせきマフィアのグループは、あの脱出だっしゅつ協力きょうりょくしてくれた中国人ちゅうごくじんのおじさんをのぞいて全員ぜんいんつかまったらしい。


 あの多国籍たこくせきマフィア集団グループのリーダーだったらしいほほきずがある銀髪ぎんぱつ男性だんせいは、国際こくさい指名しめい手配てはいをされていたテロリストグループの大物おおものだったらしく、日本にほん刑事けいじ裁判さいばん判決はんけつけて収監しゅうかんされて刑期けいきえてからは、本国ほんごく強制きょうせい送還そうかんされてこうの裁判さいばんけい執行しっこうされるだろうということで、もう日本にほん入国にゅうこくすることはないだろうとのことだ。


 俺はどうやってはいビルから脱出だっしゅつしたかについて、かくっていたスマートフォンで中国人ちゅうごくじん友人ゆうじん連絡れんらくって通訳つうやくしてもらい、マフィアに協力きょうりょくしていた中国人ちゅうごくじんのおじさんに演技えんぎをしてもらったことも、だいたいあますところなく警察けいさつつたえた。


 また、島津しまづさんの助言じょげんで、あの脱出だっしゅつ協力きょうりょくしてくれた中国人ちゅうごくじんのおじさんはつみわないでしいという嘆願書たんがんしょ正式せいしき書式しょしきのっとっていて、警察けいさつつうじて正式せいしき手続てつづきで検察けんさつ提出ていしゅつした。


 島津しまづさんのはなしによると、もしあの中国人ちゅうごくじんのおじさんがつかまっても、誘拐ゆうかい協力きょうりょくほかおおきなつみおかしてなければ、おそらく数日すうじつ警察けいさつ拘束こうそくされるだけで不起訴ふきそになるだろうとのことだ。


 また警察けいさつひとはなしによると、楽保よしやすさんがマフィアからげるさいおかしまくった道路どうろ交通法こうつうほう違反いはんは、優秀ゆうしゅう弁護士べんごしである島津しまづさんのはたらきによって、緊急きんきゅう避難ひなんということで免責めんせきされるとのことだ。


 つまり、楽保よしやすさんは行政ぎょうせい処分しょぶんとしての免許めんきょ停止ていし免許めんきょしもなく、これまでどお普通ふつう自動車じどうしゃ第二種だいにしゅ免許めんきょ保有者ほゆうしゃとして生業なりわいとしての運転手うんてんしゅつづけられる、とのことだ。


 ただ、楽保よしやすさんのはなしによると、タクシー会社がいしゃ勤務きんむ時間内じかんない仕事しごとし、会社かいしゃくるまでカーチェイスをしてしまいくるま大破たいはさせてしまったので、いくら俺がくるま弁償べんしょうするとしてもおそらく懲戒ちょうかい解雇かいこまぬがれないだろう、とのことだ。


 と、いうわけで、楽保よしやすさんには大宮駅おおみやえきまえがあるタワーマンションビルにあるいてこれる距離きょり場所ばしょにマンションかアパートかの賃貸ちんたい物件ぶっけんりてんでもらい、地下ちか駐車場ちゅうしゃじょうにある俺名義めいぎ外国産がいこくさん高級こうきゅう乗用車じょうようしゃ専属せんぞく運転手うんてんしゅとして、雇用こようすることになった。


 楽保よしやすさんに大宮おおみやえきちかくにんでもらうついでに、いまのところは東京都とうきょうとのホテルでベッドメイキングのパートタイマーをしている湖白こはくさんにも現在げんざい仕事場しごとば退職たいしょくしてこれまでどお楽保よしやすさんと一緒いっしょんでもらい、かよいでハウスキーパーの仕事しごとをしてもらうことになった。


 すなわち、かなでさんの家族かぞくである合計ごうけい四名よんめい全員ぜんいんにて雇用こようすることになったのである。


――楽保よしやすさんにはマフィアからいのちすくってもらったわけだし、これくらいは恩返おんがえしとして許容きょよう範囲内はんいないだろうな。


 ちなみに、湖白こはくさんは20だい後半こうはんにしかえないが、現在げんざい37さいらしい。


 また、美登里みどり明日香あすかねえちゃんの判断はんだんもあって、俺が誘拐ゆうかいされたことは一切いっさい両親りょうしんつたえていない。世界せかい一周いっしゅうバカンス旅行りょこう満喫まんきつしているであろう両親りょうしんに、余計よけい心配しんぱいけさせたくなかったからだ。


 そんなことをおもしつつ、西にししず夕日ゆうひながら、俺はタワーマンションビル最上階さいじょうかいのバルコニーの、西側にしがわ設置せっちされているもたれのないベンチにすわっていた。


 俺がすわっているこのベンチのうしろのかべは、台所だいどころ裏手うらてである。


 脱出だっしゅつさいにほつれさせてしまったあおいマフラーは、かなでさんがなおしてくれるというので、いまけていない。


――誘拐ゆうかいされてから丸三日まるみっかって、ようやく元通もとどおりの生活せいかつ状況じょうきょう復活ふっかつできたな。


 俺は、マフィアから回収かいしゅうされ警察けいさつかいしてかえしてもらったあおいカバーのスマートフォンをタップし、暗証あんしょう番号ばんごう入力にゅうりょくしてロックを解除かいじょする。


 そして、もうおそらく授業じゅぎょうわっていえかえっているであろう、クラスメイトのつかわなくていい男友達おとこともだちみたいな女友達おんなともだちの、金髪きんぱつ巨乳きょにゅうギャルの親友しんゆう電話でんわをかける。


 プルルルルル プルルルル プッ


 しばらくのコールに、可憐かれん電話でんわてくれた。


『はい、もしもし。啓太ケータ? 今日キョー学校がっこうやすんでたけどドーしたの?』


 無用むよう心配しんぱいをさせるのがはばかられるので、可憐かれんにも萌実めぐみにも、一連いちれん誘拐ゆうかい事件じけんのことはつたえないつもりである。


「あーっと、ちょっとな。野暮用やぼようだよ野暮用やぼよう


『そっかー、丸々まるまる三日間みっかかん連絡れんらくないから心配しんぱいしちゃった。でも相変あいかわらず元気げんきそうでかったし』


 そんな電話口でんわぐちこうの可憐かれん言葉ことばに、俺はこころなかでこんなことおもう。


――ま、本当ほんとう死線しせんギリギリだったんだけどな。


 俺は電話口でんわぐちこうにいる、可憐かれんはなしかける。


「まーな。ところで可憐かれん今年ことしになってからされてたクイズだい三問目さんもんめこたえ、わかったかもしれねーんだけど、っていいか?」


『んー、ナニ?』


 可憐かれんがそうってくるので、俺はかえす。

 

「ギャンブルのような勝負しょうぶごとつよひとは『未来みらい予測よそくするときに願望がんぼうぜない』という思考しこうパターンを持ってるんだろ?」


 すると、可憐かれんうれしそうな声色こわいろかえしてくる。


『へー、それでそれで? もっとくわしくうと?』


「ああ、つまりギャンブルやゲームだけじゃなくて、裁判さいばんでもスポーツでも戦争せんそうでもなんでも、勝負しょうぶごとにつよひとってのはけっして願望がんぼうとらわれて現実げんじつ見失みうしなったりなんかはしない。物事ものごとを、きっちりと論理的ろんりてきかんがえて戦略的せんりゃくてき作戦さくせん構築こうちくしてうごくことができる思考しこうパターンのぬしなんだ」


 俺がそんなこと回線かいせんこうにいる可憐かれんつたえると、こんなことってくる。


正解セーイカーイ、ぱちぱちぱち』


 つまり、可憐かれんは――


 たまたま、たからくじですう百億ひゃくおくえんたったという、たったひとつの事実じじつで――


 神様かみさま味方みかたをしてくれているにちがいないと根拠こんきょもなくおもんで、破滅はめつさせるような無鉄砲むてっぽう行動こうどうをこの俺がしてしまうことを、つよつよとどめようとしてくれたわけなのである。


 たしかに、アメリカのたからくじですう百億ひゃくおくえんという超大金ちょうたいきんたったという事実じじつは、まぎれもなく物凄ものすごくラッキーな出来事できごとであった。


 だがしかし、その超幸運ちょうこううん出来事できごとは、これからの未来みらいにも俺の幸運こううん出来事できごとつづけるかどうかとは、一切いっさい合切がっさい無関係むかんけいなのである。


 おそらく、たからくじで超大金ちょうたいきんてるなどして大金持おおがねもちになったのに、最終的さいしゅうてきには以前いぜんよりもまずしく不幸ふこうになってしまうようなひとというのは、自分じぶん特別とくべつツイているのだからこれからもツイているにちがいない、という願望がんぼうもとづいて、あれこれとかんがえなしに場当ばあたりてき行動こうどうをしてしまうのだろう。


 現在げんざい自分じぶん位置いちが、幸運こううんによるものだということを自覚じかくもせずに、その優越的ゆうえつてき状況じょうきょうとく努力どりょくをしなくても永続的えいぞくてきつづく――


 そういった根拠こんきょのない願望がんぼうしんんで現実げんじつ見失みうしなってしまうと、人間にんげんおそかれはやかれ、ほぼ確実かくじつ無情むじょうにも凋落ちょうらくしてしまう。


 そういう心掛こころがけを、歴史れきしある大地主おおじぬしであり資産家しさんかむすめである可憐かれんは、成金なりきんである俺におしえようとしてくれたのである。


 可憐かれんがこんなことをってくる。


『ん-っと、じゃー、ケータに御褒美ゴホービあげるね。一回いっかい電話でんわるからちょっとってて』


「え? ああ、わかった」


 そんなやりりをわして電話でんわれ、2ふんか3ぷん程度ていど時間じかんつ。


 そして、可憐かれんから SMS でのメッセージがおくられてくる。


『じゃーこれ、スッキリしたいときに、スキに使っていーよ』


 いで、スマートフォンが振動しんどうし SMS の画像がぞう転送てんそう機能きのう可憐かれんから画像がぞうおくられてきた。


「なっ……!」


 俺はその画像がぞうである、おそらくは可憐かれん部屋へやでその上半身じょうはんしんにある胸元むなもとをややうえからのぞむようにうつされた写真しゃしんて、絶句ぜっくする。


 可憐かれんかおこそうつってなけれど、ノーブラで部屋着へやぎ胸元むなもとからつまひろげられ、あのいかにも悦楽えつらくさからわないせい奔放ほんぽうそうな、金髪きんぱつギャルらしいセクシーでえんなまめかしい豊満ほうまんむねふくらみが、素肌すはだせてアップでおくられてきていた。


 ブラジャーもつけずに部屋着へやぎ胸元むなもとから外側そとがわ指先ゆびさきおおきくけられているので、おぼろこうにかくれていた満月まんげつであるかのようにまるくておおきな乳房ちぶさの、先端せんたんちかくでグラデーションじょうになっている桜色さくらいろまるっかと、そのさきっぽにある女子じょしらしいつややかでいろめいた桃色ももいろ突起物とっきぶつがチラリとのぞいてえている。


――あいつ。


 そんなことをおもっていると、可憐かれんからこんな SMS でのメッセージがとどく。


『ケータだけトクベツだから、他の男には見せないでね』


 俺はフリック操作そうさをして可憐かれんかえす。


『頼まれたって、見せねーよ』


 そんなかんじでけなメッセージをやりとりして、あの男友達おとこともだちみたいなおんなであるセクシーな親友しんゆうとの交信こうしんえる。


――可憐かれんやつ


――あいつ、自分じぶん身体からだおとこたいしてどれほどの武器ぶきになるかっていうか。


――自分じぶん自身じしん身体からだのエロさを、充分じゅうぶん把握はあくして理解りかいしてるな。


 西側にしがわのベンチにすわって、夕日ゆうひひかりびつつそんなことをおもっていると、リビングにつながっている南面みなみめんの方から、かなでさんのこえがした。


 どうやら、固定こてい電話でんわで俺あてに電話でんわがあったらしい。


 俺はベンチからがり、バルコニーの南面みなみめんまどからリビングにはいり、固定こてい電話でんわ電話でんわる。


 どうやら、電話でんわけてきた相手あいては、俺が小切手こぎって交付こうふしてもらった銀行ぎんこうであるようであった。


 女性じょせい行員こういんこえで、俺にこんな内容ないようことたずねられる。


 ようするに、日本語にほんごしゃべれない香港ほんこん男性だんせいが、とう銀行ぎんこう発行はっこうした3億円おくえんの俺名義めいぎ小切手こぎってってきたが、換金かんきんして香港ほんこん銀行ぎんこうんでもいいか、ということであった。


 俺は、あたまなかおもう。


――そうか、あのおじさん、香港ほんこんひとだったのか。


 もちろん、俺の返事へんじまっていた。


「ああはい。その3億円おくえん小切手こぎっては、俺がそのひとにあげたものです」


 俺はそうしっかりとって、かるくおれいつたえて電話でんわる。


――おさんの手術しゅじゅつが、無事ぶじ成功せいこうしてくれるといいんだけどな。


 そんなことをおもいつつ、俺はふたたびバルコニーの西側にしがわにあるベンチにもどる。


 するとそのベンチには、割烹着かっぽうぎ幸代さちよさんが右端みぎはしすわっていた。


 俺は、なにわず幸代さちよさんのすぐ左隣ひだりどなりすわる。


 しばらく一緒いっしょ夕日ゆうひながめていると、すぐ右近みぎちかくにすわっている幸代さちよさんが、こんなことをう。


湖白こはくからうかがいましたよ。おぼっちゃん、あの温泉おんせん旅館りょかんもどしておゆずりしようとしていただいていたと」


 俺は、正面しょうめんいたままこたえる。


「ええ、でも湖白こはくさんにことわられました。しんのあるおかたですね」


 幸代さちよさんがかえす。


「それはしかるべきことにございます、わたくしめがそうそだてましたので。模範的もはんてき大和やまと撫子なでしこになるようにと」


 俺はおそおそ返事へんじをする。


「だからかなでさんも、おかあさんの湖白こはくさんとおなじように大和やまと撫子なでしこらしい精神性せいしんせいっていて……でも湖白こはくさん、どうても……スラヴけいっていうか、東欧系とうおうけい白人はくじんかたにしかえないんですが」


 すると、幸代さちよさんがこんなことをう。


「はい、湖白こはくは……いまきわたくしめの亭主ていしゅが、宿やどまわせていためかけんだにございます」


 そんな言葉ことばに、俺はしばらくなにえなくなる。


 そして、ゆっくりと注意ちゅういぶか幸代さちよさんにたずねる。


「つまり、幸代さちよさんは湖白こはくさんとは……そのむすめさんであるかなでさんとも、つながってないって……ことですよね」


「さようでございます」


 幸代さちよさんのこたえをいて俺のこころなか複雑ふくざつおもいがこる。


――そうか。


――だからかなでさん、自分じぶんにどのくにひとはいってるかについて、話題わだいにしなかったんだな。


――いたりしたら、地雷じらい羽目はめになってたのか。


 俺がそんなことをおもっていると、幸代さちよさんがこんなことをつづけてう。


「ですが、湖白こはくまぎれもなくわたくしめのむすめにございます。たとえつながっておらずとも」


 俺がなにえないでいると、一拍いっぱくいて幸代さちよさんが言葉ことばつづける。


「もちろんのこと、かなでもわたくしめの大切たいせつまごでございます」


 そのしずかだが気迫きはくある口調くちょうに俺がすぐ右横みぎよこると、七十ななじゅうちかくのおばあさんである幸代さちよさんは、その山羊やぎのようにしわのあるかおめ、真正面ましょうめんにある夕日ゆうひをじっとていた。


 俺は、そんな幸代さちよさんの横顔よこがおなかに、あの銀髪ぎんぱつりんとした人妻ひとづまである湖白こはくさんのかげがした。


「えーっと……かなでさんにとっても、幸代さちよさんは間違まちがいなく、かなでさんの大好だいすきなお祖母ばあちゃんだとおもいますよ」


 そうこたえるも、幸代さちよさんはなにもわず西日にしびほうつづける。


 そのかおあからされた様子ようすには、あのたからくじをコンビニにわすれかけたた、かなでさんの夕日ゆうひらされたかおかげひそんでいるようながした。


 幸代さちよさんががったので、俺はろうとしている幸代さちよさんにたずねかける。


ってください、幸代さちよさん。俺は……俺はもう、温泉おんせん旅館りょかん手付金てつけきんはらってしまっているんです。それで、一年いちねん以内いない旅館りょかん購入こうにゅうするかどうかをめなければいけないんですが……俺はどうしたらいいんですか?」


 俺が16さい未熟みじゅく少年しょうねんらしく、ぼんやりとたよりなく心許こころもとなくたずねかけると、幸代さちよさんはかえって俺になおり、しんのある態度たいどでこうげる。


「わたくしめらにたいするおぼっちゃんのご厚意こういには、わたくしめら家族かぞく一同いちどうふかふかかんってございます。しかし、そちらの事柄ことがらかんしては、おぼっちゃんがご自身じしんでご決断けつだんをなさることでございます」


 幸代さちよさんはそうって、ふかふかれいをしてこのからり、リビングのほうへともどっていってしまった。


 しずみゆく太陽たいようひかりらされたバルコニーのベンチにて、一人ひとりのこされた俺はそらあかくしている夕日ゆうひ見据みすえる。


――ああ。


――なかって、本当ほんとう無情むじょうだ。


――実際じっさい、俺はこれからどんな人生じんせいあゆんでいくんだろうな。


――未来さきなんて、本当ほんとうえねーな。


 どうしようもないおもいをむねに、なにもかもをわれかんすることなく超然ちょうぜんとした態度たいど諦観ていかんしていそうな茜刺あかねさひかりらす太陽たいようながりつつ、俺はすわってただただ物思ものおもいにふけっていた。





~第3編 終わり~


 第4編に続く(かもしれません)

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