侵食されたのは

真っ白で綺麗な君

何も知らない純真無垢な君の瞳

俺を惑わせる魔性の瞳

真っ白で綺麗な君

俺の中で何かが爆発する

俺の中が何かに浸食されていく

真っ白で綺麗な君

君のすべてを俺色に染めていく

ゆっくりとゆっくりと

焦らすように

君のほうから俺を求めるようになるまで

真っ白で綺麗な君が

俺の色に染まっていく

ほら

君のすべてが俺と同じ色

君のすべてが俺に侵食されていく

もう逃げられやしない

共に地獄に堕ちていく

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る