Knight Unite at the Night. ~かみまちセフィーロ~
@theBlueField
第1話 パパ~Pudgy Patron~
恐らくは塩素系の洗剤由来なのだろうが、
辛うじて平静な
カウンターテーブルに
あ、泣きそうだ……。
ふと、涙が込み上げている事に気付き、あぁ、こんな所で泣きたくはないな、と
熱くなった目頭をシャツの袖で拭おうと上体を起こす。上半身ってこんなに重かったっけ? と驚く程に力が要った。やっとの事で身体を起こした時、背後から声がした。
「あれぇ?
休憩所に、悠蕗の他に人影は無い。間違い無く、其の声は悠蕗に掛けられたものだ。悠蕗は
声の主は、分かっている。其の声には聞き覚えがあった。
「……こんな
にっこりと満面の笑みを
無論、本物の父親ではない。
「どうしたのぉ? もう4ヵ月くらい連絡取れなくてさぁ。心配だったんだよぉ?」
パパは、悠蕗の
うざい。
悠蕗は笑顔を浮かべた
「……あれぇ? 何だよ優ちゃん、
パパは
「会えなくて寂しかったんだよぉ? 仲良くしてよぉ」
脂ぎった顔を悠蕗の耳許に近付ける。手に
「諭吉さん、弾むからさぁ……」
パパの息が荒い。悠蕗は
「
なるべく
パパは数秒掛けて顔を真っ赤にし、赤鬼の様な形相と為った。小鼻をヒクつかせ、鼻息をフガフガさせている。
「
深夜のスーパーマーケットの店中に、パパの怒声が
休憩所からの怒号は、店員達も気にはしているものの、知らぬ存ぜぬを決め込んで品出しを続けている。
まぁ、店員達の心情も理解出来る。こんな、深夜と早朝の
佑平は立ち止まり、溜め息を一つ
偽善でも慈善でも何でもない、
休憩スペース内には、コの字型にカウンターテーブルが設けられ、其の内周に沿う形で、一人掛けの丸
そして、其の中年オヤジが迫っているのは、見た目高校生くらいの少女だった。困っている様な、持て余している様な、取るべき態度に苦慮している様子が、其の表情から伝わってくる。心
佑平は、
「オッサン、あんた誰よ?」
中年小物に取っては、
「お待たせ。悪いね、待った?」
と渾身の爽やかさで言い放った。当然、少女はポカンとしている。
「……あの、だ「何も言わなくて良いから」
此処で少女と面識の無い事が
「……なぁんだぁ、先約が居たんだねぇえ……」
中年小物が数歩
「でも
今一つ、此のオッサンの発言の意味が掴めない。だが、一つだけ
……此処迄マンガみたいにならなくても良いのに、と口の中で
「――えっ?!」
「荷物、無いよね?」
驚く少女に、佑平は小声で
「良く分かんないけど、
出来る限り挑発的に言う。オッサンの神経を
「んなんだとこらぁああ!!!」
案の定、オッサンは感情を
「走って!!」
言った
間一髪、其の手は少女の横を擦り抜けて、オッサンは勢い余って転倒し、顔面を丸椅子の支柱に激突させた。カップ麺や缶ビールと云った買い物袋の中身も散乱している。佑平は其れを横目で見つつ、一気に2つ在る自動ドアを駆け抜けた。少女の腕を掴んだ儘、建物に隣接した平面駐車場へと向かう。
「乗って!!」
佑平は言うと、
佑平は、別に少女に助けを
「お兄さん! 何してんの?! アイツ来ちゃうじゃん!!」
と声を掛けられた。慌てて車内を覗き込むと、少女は既に助手席に収まり、シートベルトを着けようとしている所だった。少女は佑平の顔を見詰め、
「あたしを貰ってくんじゃなかったの?」
其の内、店内から
「ほらお兄さん!! アイツ出て来ちゃったじゃん!! 早く車出してって!!」
少女は右手を運転席との間に在る
「で、その……」
「あぁ……あざっした。助け来ないと思ってたんで、どう遣って切り抜けようかなぁ、って考えてたんで。色々面倒なんすよねー」
佑平が横目で見た少女は、
佑平はハンドルを握り直し、3速
「あの……何処迄乗せてけば良いかな?」
「あぁ……良いっすよ別に、どっか其処等辺で
佑平はセフィーロをゆっくり停車させた。なら此処で降りろ、と言いたい訳では無く赤信号に
「もし良ければ……家の近所まで送ってくよ。さっきのオッサンに鉢合わせるかも知れないし、
少女は何も言わず、唯じっと佑平を見返してきた。
「あ……その、別に君の
不審にならない様に、と意識すればする程、発言内容がいかがわしく為っていく様な気がする。と云うか、此の状況下でそんな発想をしている事自体が最早気持ち悪いんじゃないか、とも思えてくる。
少女は相変わらず無表情の儘、佑平の顔を見詰めている。其の深い色をした
「あ、お……俺は別に怪しい者じゃない、と云うか……
あぁ、もう駄目だ。言葉を重ねれば重ねる程、気色悪さが増していく。悪循環だ。少女は
「……兎に角! 俺がこんな
「青だよ」
此方を見詰めた儘、久々に口を開いた彼女の台詞に佑平はハッとして、視線を前方に戻す。信号は
「あ、あぁ……」
幸い、後続車は居ない。抑も、夜更けの裏通りは、滅多に車通りが無い。佑平は動揺を
エンストはしなかったものの、発進を
「……じゃあ、お言葉に甘えて、ウチの近く迄お願いします」
流石に気不味さに耐えかねたのか、
「えと……『ユウ』ちゃん、だっけ……?」
今度は佑平が沈黙に耐えかね、話し掛けた。最悪、無視されたなら、それはそれでも良かった。白いセフィーロは、暗闇に沈む住宅地をヘッドライトの光で切り拓き、1.5車線分しか無い路地に分け入っていく。
「…………あー、いや」
少女は数秒間を置いて口を開き、車窓に視線を逸らして答えた。
「……あたし、六丸悠蕗って名前で……『優』ってのは偽名、って云うか仮名って云うか……」
「…………『パパ』に対する?」
佑平は口に出すのを
悠蕗はパッと佑平の方に顔を向け、
「……うん、まぁ…………」
佑平は悠蕗から、
だからなのかも知れない。あんな、
そして、今から柄にも無い事をするのは。
佑平はさり気無く進路を変更した。大幅に行く先を変える訳では無い。僅かばかりの寄り道だ――そう自分に弁解し乍ら。
セフィーロは道路脇の
「……え?」
「何か
悠蕗は窓外を見遣った。計十台近く居並んだ自販機の
「此処、
悠蕗は振り返り、佑平を見た。気を遣っているのがあからさまに
「そんなに言うんなら、奢らせてあげるよ」
と
向かって左側から、サントリー、コカ・コーラ、ダイドーの自販機が続き、其の横に煙草の自販機が三台立ち並び、煙草屋の入り口を挟んで更にもう一台、外国製煙草の自販機が在り、珍しいコカ・コーラの
「へぇ、こんなに沢山在ったんだ……」
悠蕗は肩を並べる充実した陣容に、軽く圧倒され乍ら呟いた。
「あぁ、此の辺りだと一箇所に此れだけ集まってる所は他には無いかな」
何故か僅かばかり誇らしげに佑平が答える。
「ふぅん……」
悠蕗は
佑平自身は喫煙者ではないし、煙草を
「ねぇ!!」
「ぅおっ?!」
セフィーロの助手席ドアに
「……瓶のヤツ! 折角だから珍しいのの方が良いかな、って!」
「あ、あぁ……分かった」
佑平は右の尻ポケットから長財布を取り出し、小銭入れ部分のファスナーを開け、100円硬貨を取り出す。此処に在るコカ・コーラの瓶の自販機は、近年設置された物で塗装も新しく、全体に近代的な構造だ。初めて設置されたのを発見した際、瓶製品用の自販機が未だ新造されている事に驚いた記憶が有る。例に漏れず、此の自販機も一本100円だ。硬貨を投入する。
「どれにする?」
自販機には上から、オレンジジュースの
「あたしが押すー」
悠蕗は敢えて幼稚な声を出して自販機に駆け寄り、商品ロゴと金額が表記されている小窓の右側の、円い
「其の扉、開けてご覧。瓶、出てきてるから」
悠蕗の惑いを察して、佑平は後ろから声を掛ける。自販機を改めて見ると、縦に八つ並んだ小窓の横に一つ、縦長の細い窓が付いた扉が在る。小窓側に設置された
「へぇー、横から転がって出て来るんだ」
悠蕗は想像以上に冷えている瓶を取り出し、扉を閉めた。
「あんま見た事無いでしょ? 斯う云うの」
「うん、初めて。あ、でも此れ……」
悠蕗は瓶に口を付けようとして気付いた。瓶にはぴっちりと王冠が取り付いており、素手では外せそうにない。
「あぁ、一寸待って」
佑平はまたも悠蕗の戸惑いを読んだかの様に笑い乍ら言うと、硬貨を投入し、自分もファンタグレープの釦を押した。瓶を取り出して、悠蕗の視線を誘う。
「此処に栓抜きが内蔵されてるんだよ。見てて……」
佑平は縦一列に並ぶ釦と、紙幣投入口の間に在る、黒いゴムの様な樹脂に囲まれた窪みに瓶の口を
「おぉ~」
鈍い音と共に、王冠が外れた瓶が佑平の手に握られている。
「あたしも遣る!」
悠蕗は勇んで瓶の上部を窪みに差し入れた。
「
「あ……うん!」
「じゃあ、瓶を奥に押す感じで手首を動かしてみて?」
王冠が外れまいと抵抗している感じが伝わってくる。此の儘、力を与え続けて良いものか心配しだした頃、ガコンと音を立てて王冠が外れた。取り去られた王冠は、窪みの下部の穴に落ちて自販機内部に回収される様だ。
「へぇ~、良く出来てるね!」
「あぁ、俺も初めて遣った時、結構戸惑ったよ。何か栓抜き壊れそうな気がして」
「そうそう! 何か不安になるよね!」
内蔵されている栓抜きは、少々剛性感に欠けている様に思える。たかが一般人の平均的な力で機械が損壊する事など無いのは分かっているが、それでも使う度、佑平の心には
「キャップも勝手に落ちてくし!」
「ね。良く出来てるよな」
「何でお兄さんが誇らしげなの?」
笑いつつ悠蕗は言った。と同時に、一つの可能性が
「あ、ひょっとして此の機械
「
「じゃあ何だったんだよ」
悠蕗は笑って突っ込んだ。笑い終わる前に
「お兄さん、名前は?」
「あぁ、
佑平はセフィーロの助手席側ドアの
「俺は田斧佑平。27のしがない工員だよ」
「へぇー、じゃあ……タオちゃんだね!」
「何だ其れ? そんな
佑平は苦笑した。名付け親の悠蕗も笑う。
「まぁまぁ、渾名なんて大概
「あぁ、違いねぇ」
佑平はふっと
「じゃあ、タオちゃん」
悠蕗は佑平に近寄り、ファンタグレープを差し出した。佑平は其の意図に気付き、右手で
「奢って呉れてありがとね」
「どう致しまして」
ささやかに乾杯を交わす。
悠蕗は一口、口に含むと後退りしてボンネットの左側隅に吸い寄せられる様に近付いた。
「此処、座っちゃっても平気?」
「あぁ、大丈夫だよ。ユウロちゃんが
「……タオちゃん、モテないでしょ? 女子に安易に体重の
悠蕗は強く非難しつつ、ボンネットの角に腰掛ける。サスペンションは沈み込んだものの、特に異状は無かった。
「余計なお世話だよ」
「否定はしないんだ」
「…………俺の事はどうだって良いんだよ!
佑平はファンタグレープを口に含み、仕切り直した。
「……俺の持論なんだけど、人間って何か辛い思いしてる時、悩んでる時とかしんどい時って、他人に話す事で其のしんどさが緩和する事って有ると思うんだよね。ぶっちゃけると気持ちが楽になる、って云うかさ。溜め込んでると気が滅入ってくる、って云う感じ。そんな時はさ、誰か話せる人に言っちゃえば肩の荷が下りるからさ」
悠蕗は黙り込んだ。佑平の言っている事は百も承知だ。思い悩みは複数人で共有した方が、一人頭の背負う負荷は減少する。
だが、人には誰にも話せない事情も有るし、環境が其れを許さない事だって有るのだ。悠蕗は唇をキュッと結んだ。
「……でも、中々そうは出来ない事って、有るでしょ? 人って他人に弱みを握られたくない生き物だし、親しい人に程、逆に話し辛かったりするモンだしね」
俯いていた悠蕗は、ゆっくり佑平の横顔に視線を移す。
「例えばさ、何の事情も知らない赤の他人相手の方が、
「タオちゃん……」
「まぁ、余計なお世話、って言われたら其れ迄だけど……」
佑平は苦笑いを浮かべた。そして、意を決して、悠蕗に眼を向ける。
「もし俺で良かったら、何でも話、聞くからさ」
「…………何で?」
悠蕗はか細い声で問うた。
「うーん……『何で』って言われると……自分でも分かんないんだけどさ……。何か、察したんだよね。ユウロちゃんって、人に打ち明けられない様な悩みを独りで抱えてるんじゃないのかな……って」
視界が潤んだ様な気がして、悠蕗は
「あ、別に強要してるんじゃなくてね? ユウロちゃんが言いたくなければ其れで良いし……」
佑平が思い出した様に付け加える。悠蕗は一度そっと、深呼吸した。
「タオちゃん、ヒかないでね」
「最初はさ、何て云うか……バイト感覚? 割の良いバイトみたいな考え方で。
「……いやぁ……何とも…………」
「……まぁあたしはそう考えたの。で、イヤらしい話、そっちの方が儲かるし。其れ以来、
驚きを隠し、黙して独白を聞いていた佑平は耳を疑った。声が出ないし、掛ける言葉も見付からない。
「毎回ちゃんと避妊してたんだけどね? まぁ、
悠蕗は宙に浮いた脚をぶらぶらさせ乍ら話した。点けっ放しのヘッドライトの照射範囲に、悠蕗の脚の影がチラついている。
「で、其れをもう一人の奴に言ったら、また言い合いになって。援交し始めて、あたしはまた考えてた。
悠蕗は瓶に口を付け、
「まぁ、其れだけ
佑平は、咽喉が乾いて貼り付くような感触を覚えた。ファンタグレープの存在を思い出し、口にするが、それでも喉奥のヒリついた感覚は消えない。
「それで一段落して、一瞬また学校行ったりもしたけど……今は不登校してて、真夜中のスーパーに入り浸る日々を送ってる、って訳」
失声症を発症した様に、佑平は黙り込んだ。言いたい事、言うべき事は山程浮かんでくるが、口にしようとすると、其れは途端に霧散し、見当たらなくなる。
佑平は悠蕗を盗み見た。相変わらず、両脚をぷらつかせている。こんな幼げな少女が、其の背丈には見合わない凄絶な経験をしてきたとは、些か信じられなかった。
だが、彼女の纏う雰囲気に含有される、何処か
悠蕗が俯かせていた顔を左方に振った。必然、佑平と眼が合う格好になる。何か言った方が良いかな……否、何かしら言わねば、と変容していった義務感に駆り立てられ、佑平は口を開いた。
「た……大変な、思いをしたね……」
「まぁ……
悠蕗はあっけらかんと言った。唯、言葉の歯切れの悪さからは、未だ清算しきれていない心情が
「その……俺は、ユウロちゃんの事全然知らないし、まぁだからこそユウロちゃんも話して呉れたんだろうけど……。俺は……ユウロちゃんを叱ろうとは思わないし、俺自身ユウロちゃんを説教出来る様な偉い人間でもない。だから俺が言えるのは……うーん…………学校に行ってない、って云うのが、一寸残念かなぁ、って」
佑平は、逃げに走った。
だが、単に話を逸らした訳ではない。安易に真正面から向き合うべき問題ではない、と判断したからだ。当座
「……其処?」
悠蕗も予期せぬ方角からの意見に、若干肩透かしを喰った様子だ。
「いや……今に為ってやっぱり、学校って良いモンだったなぁ、って思うんだよね」
「……そう?」
「まぁ……俺だって
「そんなモンかなぁ……」
悠蕗も、佑平の敢えて
「ああ云うさ、生き方も生い立ちも目標も夢も、性格も思考回路も過去から未来迄、何もかもが異なる
「そう……」
「あ……まぁ、今のは俺の美化された
言い終えて、些か喋り過ぎたか、と佑平は反省し、ファンタグレープを口にした。
「御免ね、何かユウロちゃんの辛さとあんまり関係無い事をつらつらと……」
「あのさぁ……」
悠蕗の声に、佑平の身体が強張る。興味無いんだよ、等と
「どうしてタオちゃんは、こんな初対面のちゃらんぽらんな
「言う程親身かなぁ……。まぁ、でも」
佑平は懸念が
「斯うして出会った以上、偶然でも必然でも、俺達はもう他人じゃないでしょ?」
「…………
「あ、バレた?」
あっさり看破され、佑平は苦笑した。
「多少……じゃないな、可成り
「タオちゃん、そう云う
「……でもリアルにさ、あんな感じで出会ってこんだけ話したら、少なくとも赤の他人ではないでしょ? それに……、まぁ、お節介なのかも知れないけど、人の悩みって云うか、そう云うものには、ちゃんと真面目に考えたいし、人が話してる事はちゃんと聞きたいんだよね」
「……てかお人好しだよね。疲れない?」
佑平は自己の
「否、まぁそりゃ……偶には、ね。……あ、でも今ユウロちゃんの話を聞いてるのは凄い楽しかったよ! や、楽しかった、って云うか、興味深かったと云うか……」
「やっぱタオちゃん、気ぃ遣いだよね。…………でも、確かにタオちゃんに話して、ちょっぴり気が楽になったかも」
「……なら、良かったよ」
佑平は瓶の底に残っていたファンタを飲み干し、自販機の横に置かれた回収用のプラスティックコンテナの中の、
悠蕗の持つ瓶も殆ど透明になっているのを視認し、佑平はそれとなく声を掛ける。
「そろそろ、帰ろうか?」
自宅前に着けるのは
悠蕗の
佑平は自宅への道すがら、悠蕗が何時か彼女自身に幸福を
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