第1話 スカイ・ガーデン
親を亡くした、身寄りがない。
そんな者達が集まる闇組織、
そこにいる彼らはデバイスと言う機会を使って超能力を駆使し、国の暗部に関わる仕事をこなしていく。
狩猟犬の支部である空飛ぶ空中要塞、スカイ・ガーデンには落ちこぼれの隊、第七部隊があった。
そこに所属する少年……アイクはやる気なく、日々訓練をさぼってはだらだらと過ごしていた。
その日も、アイクはスカイガーデン敷地内の庭にある草原の上に寝そべる。
空を飛んでいる為、機密漏洩や脱走を気にせず、隊員達は屋外にいられるのだった。
アイク「あー、気持ちいい天気だな。絶好の日だ」
しかしそこに、優等生である優秀な隊員の女性、ビスタがやって来てアイクに声をかけた。
ビスタ「アイク、さぼってないで訓練に顔を出せ」
アイク「やだね、今日は絶好の昼寝日和だから。寝るって決めてるんだ」
ビスタ「やる気を消滅させるな! まったく! お前はやればできるのに、何でそんな風に怠惰なんだ」
取りつく島もないアイクの様子にため息をついたビスタは、怒りながら来た道を戻っていく。
ビスタ「何で落ちこぼれだと言われても平気そうにしているんだ。私にはお前の事が分からない」
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