3話 最終手段

あれから1週間ぐらい経った


特になんの異常はない、いつも通りだ


冬音「バイバイまた明日ね結香莉」


蘭「じゃあね」


結香莉「また明日」


あの後殺されたおじさんは誰に殺されたかも分からず事件は未解決だ


あの事件以来私は街の方から帰るようにしてる、あんなことがあったらね......


あっ高校生が歩いてくる...

高校生か...

白髪で青い瞳の高校生と金髪で緑の瞳の女子高生と黒髪で赤い瞳の高校生が......ん?


キキーッ


結香莉「雪斗、来夢ちゃん、晴太くん?」


雪斗「なんで...お前がここに...」


結香莉「あの帰り道は危ないからこっちの方向で帰ろうと思って...というかあんた達......高校生なの?」


この制服は近くの高校の水の森高校の制服だ


来夢「あーあっバレちゃったね」


晴太「ですね」


雪斗「はぁ...なんで...」


普通の高校生なのになんで...


雪斗「おいお前来い」


結香莉「えっ」


雪斗「来い」


結香莉「はい...」

















ここは近くの公園だ...


雪斗「お前あの後大丈夫なのか」


結香莉「えっあー大丈夫大丈夫」


雪斗「そうか」


結香莉「心配してくれてたの?」


雪斗「まぁ...」


なんだ、少しは優しいじゃん


結香莉「ねぇ水の森高校何年生なの?」


雪斗「1年」


結香莉「へぇー来夢ちゃんと晴太くんも?」


雪斗「ああ」


2年歳違うのか


雪斗「お前は中学何年だ」


結香莉「なんで私のこと中学生って分かるの?」


雪斗「その制服、俺の通ってた中学の制服だったんだよ」


結香莉「そうなんだ、私は2年」


雪斗「へー年下なんだな」


結香莉「あんたは年上なんだね」


年上とは思えないけど...


結香莉「...ねぇなんで殺し屋になろうと思ったの?」


雪斗「別にお前に話す必要はない」


結香莉「...なんでっ......」


雪斗「俺はもう行く、じゃあな」


結香莉「...待って.........」


行っちゃった...


よし、こうなったら...




尾行しよう

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