＜概要＞

少女と居酒屋？

そんなナンセンスでヘンテコで奇妙な物語があっただろうか？　いや、ない。

居酒屋には加齢臭とダバコの匂いが漂うオヤジ以外はご法度なのだから。

でも少女は挑む。焼き鳥をがっつき、焼酎をかっこむ。

ほろ酔い→泥酔→つぶれる→ゲロ吐き。

そんな居酒屋では当たり前の光景が、いま少女たちの日常となる！

＜あらすじ＞

オヤジ系居酒屋大好きっ子の少女たちが、偶然居合わせた店で仲良くなったところから物語は始まる。

『音戸　里夜　（おんど　りや）』

『知木　しょう子　（ちき　しょうこ）』

『豪　瑠亜　（ごう　るあ）』

この３人はまだ１９歳なのだが、いずれも年齢を偽って居酒屋に出入りしていた。いずれも酒豪。ちなみに、最初に居酒屋デビューしたのは中学生の時であった。

仲良くなった３人は、よせばいいのに、『居酒屋連盟』などとトチ狂った会を作り、赤提灯オヤジ系居酒屋を渡り歩く。

このアニメの最後のオチは、必ずゲロオチとなる為、そちらの趣味の方には大変反響があった。特に第３話『スッキリ！鼻ゲロ！』では、鼻からゲロを出して苦しくてむせび泣く姿があまりにもリアル過ぎて神回と呼ばれる。

第８話『はじめてのキス！』では、泥酔してカラオケパブでオヤジにキスされたり、第１２話『ドキドキinホテル』では、酒に薬を盛られ意識を失ってホテルで若者に輪姦されたりもしたが、明るい性格の彼女たちは気にしないのだ。しかし、そうも言ってはいられない事態が起きた。第１２５話『せつない懐』では、あまりにも飲み代で金を使い過ぎて、借金に苦しみ夜の商売へと足を踏み入れ、キャバクラを経て風俗へＧＯ！天使たちは地獄へ堕ちていくのであった……

＜最終回＞

風俗を経験した３人は一念発起して３Ｐプレイ居酒屋を経営するも、なんとそれが大当たり。しかし、憧れの居酒屋の大将（５８歳）が店に訪れたからさぁ大変！　結局３Ｐプレイしちゃうけど、その後、説教をたれる大将にゲンメツ。その頃、３人の健康診断の結果ガンマGDPの数値が８００を越え大慌て。次々に肝硬変となり口から血ヘドを吐いて死んでゆく。残された１人も店をたたみ、どこか見知らぬ町へと消えていった。１０年後……どこかの町で３Ｐ居酒屋なるものがあると風俗紙で一時期話題になるも、すぐに忘れ去られた。それは、あの少女が経営していたのだろうか？

それはわからない。誰にもわからない。　完