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目次
● Snowdome
いつか雪が降ったなら
暖炉の前で話しましょう
いつか雪が積もったら
窓から外を眺めましょう
そうして細く窓を開け
冷たい風を感じましょう
白い野原を駆けましょう
静かな世界を歌いましょう
そうして雨に変わったら
流れる音を聴きましょう
君は何を想うでしょう
君は何を囁（ささや）くでしょう
いつか雪が止んだとき
君は淋（さみ）しく微笑んで
そうして優しく
手を伸ばすのです
だから────
白い世界を夢見ましょう
二人の足跡 残しましょう
いつか雨に変わったら
溶けゆく雪を掬（すく）いましょう
いつか雪が止んだなら
優しい歌を唄いましょう
いつも世界は雪の中
君と二人きりの世界
いつも永遠（とわ）の雪の中
閉じ込められた美しい世界
明けることのない雪の中
秘（ひそ）かに想う春の日は…
いつか春が来たのなら
もう二人ではいられない
そうして静かに零（こぼ）れた吐息（いき）は
綺麗な世界に溶けてゆく
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