ヒトが来るわ
新しい今
ㅤ夜空に小さな星の瞬きを見たイヌ。アダムと帰って眠りについたあと、どこかから凄い音がする。
「うわっ、なんにゃなんにゃ」
「ついに帰ってきたのかもしれません!」
「ヒトか!? ㅤいよいよにゃ」
「どうしましょうどうしましょう」
「ここにきて何慌ててるにゃ!」
「コンビというのは、片方が落ち着いていると、もう片方が慌てている……」
「そんなことどうでもいいにゃ! ㅤきっと大丈夫にゃ」
「そうでしょうか」
「大切なのは、自己紹介にゃ!」
「ハ、ハイ」
「わがはいたちは、ヒトに役立つ大したロボットではにゃい……でも、わがはいたちみたいなロボットを楽しんでくれるヒトがいたら」
「地球は……」
「「平和になるかもしれない」にゃ!」
「アダムッ」
「イヌくん」
「わがはいたちの暮らしを、見せつけてやろうにゃ!」
「いきましょう!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。