21:食用火星人(タコさんウインナー)
食用火星人(たこさんウィンナー)に人権を認めるか否かについて、地球本土と外惑星系では軋轢があった。外惑星系は食料の多くを安価なたこさんウィンナーで賄っているというだけあり、火星人に人権が発生するのを芳しく思わなかった。一方、太陽からの単位面積あたりの光量が食料を生産するに足る地球では、タコさんウインナーを禁止することで、地球軌道付近で生産した倫理的な食料を外惑星系に輸出し、新たな市場を得て貿易赤字を解消するという目論見もあった。
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