第8話

また他のSWAT隊では、右から左から凄まじい風!?の中で、いや凄まじく多くのスズメ蜂の中で隊員達は、虫と戦っていた。

倒れていく者が多く成っていく中で突然 居なくなり、無風状態に成った。


「あア~っ」

「ふうっ、ふうっ、ふうっ」

ウグッ、みな唾を飲み込んだり、慌てふためいたりして心臓をドキドキさせたり、体をばたつかせたりしていた。


しかし、気を抜いた一瞬の間にSWAT隊員や民間人は、頭を目掛けてぶっ飛んで来た二段式の二本の釘が出た半面の顔大のマシーンに体を乗っ取られ、心臓は、高圧の電流により停止させられ、生命維持を絶たれた。 人間達は、次第に相手を倒す殺人マシーンに変貌していった。


アンドロイドゾンビ化だった。

敵味方関係無く倒していく、レーダーに引っ掛からない、たちの悪いマシーンがハリケーンの中でうごめいていた。

「う~」

「アア~」

「・・・・・・」

と今度は、何処からか飛んで来るか分からない機器が手や腕に合体し、オゾマシイばかりの武器に体を奪われ、唸っていた。

地上の廃棄マシーンが被害者を増やし、同士を増やしていく。

 知能を持ち、無音で動く物や罠を仕掛ける物、中には、ヘビのようにアゴが外れ、大きな口にして相手の致命的な部分に一撃で噛み付き、続けざまにむさぼり喰い付くのみの透明なゾンビも出て来ていた。

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