WARNING MARK ー廃棄物テストー
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第1話
『自然界にゴミは、ない』
この格言が流行語に成る時が来ていた。
嘘か、真か、それは、地球外生物から、幾たびも地球に送られた″電子メール″の脅迫文に書かれていた文章から始まった。
「あなた方は、私達の手の内にある。 争えば必ず、死滅するだろう。 嘘や脅しでは、ない。 言う事を聞かなければ、私達の《棄ててもいい、ゴミの破壊兵器》を試させてもらう。 吉と出るか、凶と出るかは、あなた方の《運》次第だ。 吉報を待っている」
陸・海・空と実戦で敵と戦う事をせずに電子メールの文章だけで頭ごなしに上から目線で言われたのだった。
戦う事は、好きでは、ないが、それしか《結論》を出せない状況下なら、仕方がないと上層部のみんながそう思っていたのだった。
しかし、あとでその圧倒的で驚異的な、地球上では、あり得ない地球外生物の戦争兵器の力に人間は、翻弄される事となる。
そして、文章の通り、これがゴミになる最低の物なのか!? 疑いを持ち始め!? 心に迷いを感じ始める時間が待っていた。
10月××日の快晴の日 異性人達は、人類への見せしめとして多くの生命体が集まっている都市に攻撃をする事を決めていた。
そして、同期日と同場所に罠を掛けた。 国は、ご内密にSWAT隊を数隊に分けて防御、そして迎撃を仕掛けようとしていた。
また、あろう事にその日は、急に決められた為、都民や観光客を避難させる事は、困難とされ、国は、《犠牲者を最低人数に抑えるように》という決断を取らざる負えなく成っていた。
時がカウントダウンされ始める。
「我等が推測する中、奴等は、有無を言わさず急に大量殺害を企み、都市に殺人ウイルス兵器を撒き散らそうとしていると判断した。 我々は、それを阻止すべく招集された。 前途多難で瞬間瞬間で判断し、答えを出さなければいけないというケースがあると思われるが、《日頃 鍛えられた精鋭の俺達なら出来ると俺は、睨んでいる。 無事に仕事をこなして全員で帰るぞっ》」
「オーッ」
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