燦然

主人公

「ライバル! なぜそこまで生き急ぐ! そんな技を使ったら死んでしまうぞ!!」


ライバル

「くくく、お前には分かるまい。この俺の孤独と渇望を! この身はただただ勝利を求め、あの燦然と輝くあの星空のように、己の生をこの世界に刻みつけるためにあるのだ!」


主人公

「な、なんだと!?」



主人公

(や、やべぇ……)


主人公

(なんて書いてあるか読めない!!!)


主人公

(えっと、こどく……だよな? あと何? えっと、なんとかのぞみ? んでなんとかのなんとかくの星空……? え? 難しすぎないこれ?)


ライバル

「どうした主人公! 驚いてばかりではつまらんぞ!」


主人公

(ちょっと待てよ! えっと、これどこかで見た記憶が……えきぜん? れきぜん……れきぜんだな! れきぜんにひかくだな! 多分あってるはずだ! それでいくぞ!)


ライバル

「何か言え主人公!」


主人公

「はっ! 小難しい言葉ばっかり言いやがってよ! 何がれきぜんにひかく星空だ! お星様もお前に呆れているだろうさ!」


ライバル

「え? なんて?」


主人公

「…………」


ライバル

「いまなんて言ったん?」


主人公

(間違えてるやぁぁぁぁぁぁぁぁん!)号泣



 たまに全然読めない単語あるよね終わり

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る