復讐
主人公
「こんな事はやめろ! 大量虐殺だなんて、無意味なことをやって何になる!?」
悪い人
「ふざけるな! これは復讐だ! 無念の内に死んだ彼女への手向けだ! 何も知ろうせず、今ものうのうと平穏を享受する愚民どもへの裁きの鉄槌だ!」
主人公
「その言葉を彼女へ告げられるのか!? そんな事、彼女だって望んでいないはずだ!」
女幽霊
「いや、めっちゃ嬉しいし」
主人公
「えっ!?」
女幽霊
「復讐してもらってめっちゃ嬉しいって。ってかなんかそういうのやめてくれる? 私がそう思うはずない~みたいなの。人が死んでるからって何言ってもいいって訳じゃないんだよ?」
主人公
「あ、はい。すいません……」
悪い人
「も、もしかして、俺の為に戻ってきてくれたのか!?」
女幽霊
「いやいや、そういうのも止めて、なんか重くて嫌だから。なんでもかんでも自分の為とかちょっと引く」
悪い人
「あ、うん。ごめん……」
女幽霊
「あーっ! なんか空気重くなったなー! ご飯でも食べに行く?」
悪い人
「お、おう」
主人公
「えと、はい」
女幽霊
「よっし! じゃあファミレスいこっか!!」
ランチセットを食べた。
終わり。
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