第23話 continue

曇った窓には 曇った僕が


いつものように 写っている


何をするんでもなく夜をふかし


飛んでく枯れ葉の音を聞く


あなたはあなたで 涙を流し


朝にはきっと笑っている


嘘か本当は知らないけれど


なんだか悲しいことをゆう


僕らは別々だけれど どこかがちょっぴり似ているのね


そんな部分を 語り合えたらな


くだらない冗談だったり


安くて欲しいものだったり


毎日の喜び 語り合えたらな


大きく手を振り挨拶するよ


あなたも友達と楽しそう


何もなかったよな顔して 僕らは今日を続けてゆく


written by 小田晃生

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