普段から図書館を利用している身としては、興味深い出だしでした。私が子どもの頃は、事務所内が気になって覗き込もうとしたことがあります。この物語は逆。事務所の出入り口が異世界に通じており、異世界の子がひょっこりと覗いているのです。展開が読めなくて、どきどきしながら読ませて頂きました。