Short short short... 1

青砥 瞳

第1話 本屋さん

欲しい本があった時


PCからは注文しない


本屋さんに足を運んで探す


中を歩いてると 知らない本が一杯に


手に取る 著者の経歴や過去の本


装丁を見つめる・・・というより

それが私を呼んでくれることがある


本の内容とは関係ないけれど

本の一部


内容で本を買おうか迷った時には

装丁で決めることがある


本屋に行くと 知らないうちに時間が流れている

・・・この時間が好き


前から欲しかった本が見つかった時の喜び

知らない本との出会い・・・ワクワクする


未読の本達の中から

「次はどの本を読みましょう」って考えるのも好き


寝る前に 小さな灯りの中でペラペラとページをめくる

本をめくる この音も好き


・・・知らないうちに 寝落ちしている


本が折れてしまわないように 大切だから

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