第31回 SAのレストランの在り方を考える。

 今回はSAやPAにあるレストランの在り方について述べてゆきます。

 近年、フードコート拡張と引き換えにレストランが廃止される事例が相次いでいます。

 何故、レストランが廃止されているかというとやはり観光客中心になっているのが問題かと思います。

 なので、今回はそれを改めた上で説明を進めてゆきます。

 個人的にはレストランは形態を変えた上で残すべきだと思います。

 というのはフードコートだと非常にうるさい環境の中でパソコンする様な環境だととそれだけでストレスが溜まる環境が作られるからです。

 なので、フードコートと差別化した上でレストランを存続させる。

 個人的にレストランには落ち着いた曲調の音楽を入れて利用者を和らがせ、安心して入りやすい構造にする。

 欧州でもベルの鐘で論争する傾向がありますが、個人的にそれは非常に無意味な事だと思います。

 寧ろ、ネオンとか騒がしい曲調を避けたい利用者がいるのでないかと思うので落ち着いた曲調を流す工夫をすればレストランが利用しやすくなると思います。

 次にWi-Fiを対応させた上でパソコンなどが利用しやすい環境を整えさせる。

 これは非常に重要で、フードコートでは子供が騒がしい環境で過ごさなければならないのでそれがストレスになる事もしばしあります。

 しかし、ビジネスマンを中心にする事でレストランとフードコートを差別化する事が出来ます。

 つまり、大事なのは平日と休日でメニューを区分けする事が重要となります。

 平日はビジネスマンを中心にしながら、そしてなどを注文しやすい環境を整える。

 更にフードコートと差別化する為、し、利便性を向上させる。

 そして営業時間についても考えてもらいたい。

 売店は夜間営業する必要はあるが、フードコートは夜間に営業する必要性がなく、レストランに至っては食事時間以外で営業する必要は必ずしもない。

 つまり、営業時間としては朝6時~昼15時、夕方17時~21時と食事時間帯を中心に営業させ、利用者が少ない昼間に営業休止する事で回転率を上げていくと望ましい。

 当然ながらフードコートと差別化する為、地元の食材やチーズケーキなど喫茶店的な感じで行けるレストランになると家族連れのみならず、ビジネスマンなどの仕事師が来やすい環境を整えられます。

 つまり、重要なのはフードコートだとイライラしやすい人をレストランに引き付ける戦略が必要となり、家族連れは勿論、高齢者や仕事師が安心して食事できる環境をレストランが提供する必要があります。

 当然、平日は仕事師が楽に食事できる環境や商談できる環境、休日は家族連れや観光客が訪れやすい環境が必要だという事です。

 それが出来ないとフードコートと差別化できなくなり、結果的にレストランは淘汰されていくのです。

 なので、レストランは特に仕事師が落ち着いて楽にできる環境が第一となります。

 故に、レストランの在り方はこれから重要になってゆきそうです。

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