第21回 シェアサイクルがダメな理由。
今回は1日乗車券やモーダルシフトを踏まえながらシェアサイクルがダメな理由について述べていきます。
世間ではシェアサイクルを肯定する人がいる人がいるかもしれませんが、個人的には反対で、この制度は極めて危険な制度といえます。
何故なら、シェアサイクルによって鉄道や自動車によってさまざまな弊害が却って生まれる恐れがあると私は思っているからです。
その理由は以下の理由です。
1.自転車に乗る方が鉄道・バス等の公共交通機関を利用するより安くて手軽になる為、利用者が減少に繋がり都市部の買い物難民を生み出す恐れがあるから。
2.自転車が気軽に乗れる事で自動車が自転車に対して気を使うだけなく、自転車のマナーが原因で交通マナーを激増する危険性が高いから。
3.自転車そのもののマナーが更なる悪化を引き起こすから…。
この3点からシェアサイクルが危険な理由の大まかな理由です。
そういえば、
と言いながら、これからこの3つについて詳しく説明します。
最初の項目であるシェアサイクルによって起きる弊害の1つは鉄道・バスなどの公共交通機関の利用者の減少が確実に起きます。
何故、この様な現象が起きるのか?
ロンドンの例を出してみると分かりやすい。
それは公共交通機関の運賃が高い為、庶民の多くは鉄道・バスを利用する事が出来ず、結果的に値段的に安いシェアサイクルを利用するしか手段がなくなるので移動の為なら自転車の方が楽だとしか言えません。
「じゃぁ、運賃を下げれば良いんじゃない?」という人もいるかもしれません。しかし、シェアサイクルは自転車が手軽に乗れて移動しやすい分、公共交通機関離れを加速させる危険な制度である事は間違いありません。
特にバスはシェアサイクル導入により急増するマナーの悪い自転車により、交通事故増加の影響でバスを敬遠する為、結果的に身体の不自由な人や交通弱者には自動車以上に不利になるます。
何故なら自転車の特性上、足の強い人が乗る乗り物であって、その時点で身体の不自由な人からすると実は自動車の運転より危険な乗り物になる。
現に足の弱いお年寄りが自転車を走る様子を見ると、大体ふらついては知っており、車のドライバーからすると予測できない為、高齢者が運転するには危険な乗り物となります。
また、自転車関連の死亡事故の多くは65歳以上のお年寄りが多いのもやはり、高齢者の自転車運転が自動車より危険な乗り物だと言える証左であります。
つまり自転車を強要する人ほど、自己責任論が強く交通弱者を一番、軽視します。
つまりシェアサイクルの発展により、公共交通機関の廃線が都市部にも波及し始め、違法駐輪などの影響でその町の衰退にも発展する。
つまり、重要なのは自転車道は川沿いに整備しつつもロードバイクやマウンテンバイク以外の自転車は通行規制する方向を出す事で鉄道やバス利用の減らさず、バスと自転車絡みの事故を減らせると予測できます。
次の2.と3.はほぼ同じですが、3の自転車のマナー悪化が自動車や歩行者などのマナー悪化に波及する二次被害が上げられます。
つまり、マナーの悪い自転車が多い程、車の渋滞が悪化し、それが交通マナーの悪化につながるからです。
当然、道路拡張しても自転車道整備しても効果あるとは言い難く、シェアサイクルだと公共交通機関より安ければ、より顕著になります。
なので、公共交通機関を守るには都市部の場合は自動車より自転車の規制した方が効果が上げられる他、自転車の規制により自動車の渋滞激減や交通マナーの向上に繋がるといえます。
つまり、シェアサイクルは弱者切り捨て制度といえるのは、自転車の特性と公共交通機関利用より便利な事がそれを促す危険が高いと言えます。
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