交通政策について考える。

ЕСБの革命

鉄道の在り方を考える。

第01回 自動車規制だけでなく自転車も規制すべき。

 これから都市の交通政策について考える事を私自身はできるだけ書いていきます。

 日本や欧米の交通政策はあまり上手くいっておらず、逆にロシアやイラン、中国の方が公共交通を理解しているご時世、これから都市交通について考えていきたいと思います。


 今回は、都市部には自動車と自転車を規制した方が良い理由について書いていきます。

 まず、都市部なら公共交通機関が発達しているので自動車が不要なのは当然であるし、公共交通機関だけで行かれる方が仕事車(トラック・バス)にとってもありがたいのは言うまでもありません。

 なので、個人的には自動車規制するなら1ナンバー、4ナンバーなどの業務車両はそのままにしながらも3・5ナンバーに対しては規制をすればかなり変わってくると言えます。

 ですが、自動車だけでなく公共交通機関が発達させるなら、自転車の規制も必要になっていきます。



 ――何故、自転車規制も必要なのか?



 それは自転車を規制する事で仕事車の負担を軽減させる事と、シティサイクル(ママチャリ)の規制により、歩行者が歩きやすく、仕事車が楽な道路環境を整えさせる必要があるからです。

 無論、ロードバイク型自転車は通勤目的を除き規制が必要ですが、車種でマナーが悪いのはシティサイクル(ママチャリ)が圧倒的に多いのが現状です。

 このシティサイクル(ママチャリ)型を規制する事により、交通事故軽減に貢献できると私は思います。

 何故、シティサイクル(ママチャリ)型の方が、圧倒的に事故が多いのかを検証するとしましょう。


 1つはロードバイク型自転車に比べて値段が安い事。


 ロードバイク型自転車は1台につき、10万円以上する自転車であり、且つ事故を起こすと費用が掛かる危険性がある為、事故を起こさないように安全運転をするからです。

 その為、ロードバイク型自転車の運転手には安全運転をしている方が多く、車のドライバーから見ても安心できる自転車乗りといっても良いでしょう。

 一方、シティサイクル型自転車は値段が1~5万円前後が多く、事故を起こしてもそこまで弁償が酷くない事が、マナーの悪い差をより際立つ要因になるかと思います。

 又、通勤で20km位なら定期代よりも節約できる利点から自転車に切り替える人も多くなっています。


 2つ目は、運転手の年代と交通知識の問題について…。


 ロードバイクとシティサイクルの運転手の年代の違いについても追記しておきます。

 ロードバイクの運転手の多くは30~50代以上の男性が圧倒的に多く、これらの年代の運転手は車の運転でも事故が圧倒的に少なく、比較的交通知識を有しています。


 一方、シティサイクル型自転車は女性や未成年(20歳以下)、60歳以上が圧倒的に多く、未成年は当然ながら交通知識の欠如がある一方、60歳以上は車の運転手から見てもひやひやする程、危険な運転になっている事から、事故が多くなります。

 特に65歳以上の自転車乗りの死亡事故が非常に多く、高齢者の自転車運転は自動車運転よりも規制を強化すべきではないかと思います。


 又、マナーの悪い自転車は男子中高生と中年のおばちゃんに多い傾向がみられます。

 彼らは恐らく自転車が一番、便利な移動手段と思っているのだと思います。


 更に、自転車スマホも違法駐輪もシティサイクルの方が多い傾向にあり、こういう自転車乗りを野放しにすれば歩行者や仕事車の妨害、更には公共交通機関(電車・バス)離れを生む要因になり得るので自転車規制は確実に必要となります。

 地方では高額な鉄道を利用するより自転車が有利になると、鉄道を避けて自転車だけにシフトする。

 故に、自転車を規制するほか、鉄道やバス、フェリー運賃に対しては税金を最低限に抑えた方が鉄道利用に繋がる確率が高いと思います。

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