第204話 人魚の姫さま、日本の近代魔法に驚愕? 歓喜? 感動?(11)

 ましてや? 先程も私(わたくし)が嘆いた通りだ。


 我が家、我が夫婦は新婚ホヤホヤなのに、もう既に夫婦間の仲の良い行為に対して、スレがある。あるという事になるから。新太の妻である私(わたくし)は不満。募るばかりだから。


「あなた~。私(わたくし)は~。あなたの妻でしょう~。だから~? 私(わたくし)の優艶な容姿を見て魅入り。欲情して、したら愛する行為をする~。これが当たり前~。何処の家~。家庭でも~。そうでしょうに~? なのに~? あなたは~。夫としての義務、役目を放置して、しなかった~。できなかった。とは、どう言うことなのですか~? あなた~? いや~。新太~。いい加減にしてください~。あなたは~。世継ぎ~。私(わたくし)の間に子がいらぬのですかぁ~? あなた~?」


 だから私(わたくし)憤怒。怒号、罵声を新太に放ち、浴びせてやった。


「それに? ちゃんと、先程私(わたくし)は言った筈です~。私(わたくし)は、あなたの妻~。そして~? 私(わたくし)とあなたは~。もう既に二度も結ばれ、契られていると~」ともね。

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