第202話 人魚の姫さま、日本の近代魔法に驚愕? 歓喜? 感動?(9)
だって? 私(わたくし)が産まれ育った世界では信じられない。常識外れなことをした。しでかしたのだから。
我が家、我が一族の長になる御方さまが、というよりも?
妃、妻である私(わたくし)のことをちゃんと大事に守護、労い。守ってくれていないから。
私(わたくし)の心の中で、不満ばかり募る。募って致し方がない。ないの。
「それでもあなた~? 何故~? あなたの両手で自ら~。私(わたくし)の着衣をしていたドレスを脱がし~。下着姿にまで手間をかけしたのに~。私(わたくし)を何故、放置しているのですか~?」と。
再度御方さまへと不満漏らす、だけではない。
「普通~。このような時、場面は~。夫と言う者は~。妻、妃の横で添い寝。それも愛おし気に抱き締め守りながら。添い寝をし。労るのが普通~。普通ではないのですか~? あなた~?」と。
我が家の御方さまへと夫婦と言う者は、優しく触れ合い。庇い合うものではないのか? と、嘆いてもやった。やったのだ、が。
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