キャラクターノート2

【ウル・コネリー】

 172cm 33歳

 肩までの黒髪に端正な顔立ちの男。派手なスカーフを好んで身につける。

 テムシティ下層にて、酒場「ブラックドッグ」のオーナー。

 その裏では、情報屋「死体漁りの犬ブラックドッグ)」を営んでおり、更に違法組織のボスでもある。

 非情かつ残酷、人を支配し、操ることを何より好む。自らの性質を隠すことはなく、同時に常に相手に隙を作らない。大抵の人間には不愉快な男と評される。このテムシティで最も危険な人間だが、感情よりも効率を優先するため、相応の利益を提示し取引をするならば、挟持や畏怖で運営される他の違法組織よりも信用がおける相手。

 シャノン・ハイドに対しては、みすぼらしい野良犬に餌付けをしている感覚。

 


【エドガー・ベーコン】

 173cm 70歳

 撫で付けた白髪に黒眼鏡、高級なスーツに杖を持つ老人。

 通称・『豚飼い』。由来は拷問の際、人を豚のように扱うため。

 コネリーの腹心の一人。拷問と暗殺を得意とする残忍な男。

 コネリーの方針を優先するバイロンとは反対に、助言をしたり、時には独断で動く。

 その残忍さは知れ渡っており、裏ではエドガー・ベーコンの前に立っただけで泣き喚く者もいる。

 家庭は非情に円満で、妻とも二人の娘とも関係は良好。長女が結婚しており、女孫が二人、男孫が一人居る。姉妹に挟まれた男孫のことがちょっと心配だとか。


【ギブ・バイロン】

 201cm 36歳

 左頬に大きな傷のある、大柄な男。

 通称・『猛牛』。その体格をいかした剛力の戦いぶりは界隈でも恐れられている。

 コネリーの腹心の一人。脅迫と情報収集を得意とする。

 元は別の組織に所属していたが、コネリーに引き抜かれる。コネリーの方針を気に入っており、なるべくならずっと務めていたいと思っている。掴みどころのないコネリーの世話係のようなこともしている。

 コネリーへの忠実な態度の反面、他の者には陰湿で残酷、高圧的。


【ロイス・キール】

 171cm 22歳

 金髪碧眼のどこにでもいる男。

 元は印刷工場に務めていたが、借金で破産し、死体漁りの犬ブラックドッグの末端として麻薬を密売する身になった。

 18歳で印刷工場で働き始め、19歳でリカ・エルトンと結婚。

 善良かつ臆病、夢を持ち、挫折した、普通の男。

 

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