第6話九死に一生③

朝の通勤で前に遅いトラックが3台いて、イライラしていた時の話。

路肩が広くあいている見通しのいいカーブで前の車が3台のトラックの追い越しに入ったので、私もついていきました。

楽に追い越せるかと思っていましたが、気がついたら対向車が!

まずい!!と思い、元の車線に戻ろうとしたら、なんと先頭のトラックが真横に。

数センチよせただけで、対向車のほうに数センチもどし、なんとか接触せずにやり過ごし、次の対向車が来る前に先頭のトラックの前に出ることができました。

どちらかに接触していたら、多重事故になっていたと思います。

それ以来追い越しが怖くなって、無理な追い越しはしなくなりました。

対向車の運転手もかなり焦ったと思います。

遅い車の後ろはみんなイライラすると思いますが、心に余裕を持ちたいと思った出来事でした。



通勤途中、前のバスが停留所に止まったので、追い越しをかけたら、クラクションを鳴らされて、みたら前からトレーラーが!

行けると思ってそのまま追い越しをしましたが、トレーラーも減速せず突っ込んで来たので、怖かったです。



ライブで遠出した帰り道。

峠の登坂車線を走っていましたが、登坂車線が終わるので、普通車線を走っていくと、登坂車線を走っていたトラックが幅寄せしてきて、対向車のトラックの両方に挟まれそうになったことが。

助手席の友達も悲鳴をあげていました。

怖かったです。


誕生日の近い同僚が交通事故で植物状態になったことがありました。数日前の飲み会で始めてしゃべって、取っつきにくそうに見えたけど、けっこう気さくな人だなと知ったばかりだったので、ショックでした。

結局その同僚は亡くなってしまいましたが、新聞を見ていたら、中学時代に同じ剣道部にいた一つ下の男性が交通事故で亡くなっていました。

彼は同じ誕生日だったのを思い出し、誕生日が近い二人が亡くなったのは偶然じゃないかも!?と思って、いつもより安全運転で過ごしました。

幸いいまだに交通事故にあわずに生きていますが、交通事故は被害者も加害者も生活が一変します。

便利なものではありますが、事故はいつおこってもおかしくないと思って運転してもらいたいものです。


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