第3話 仕事が見つからないって辛い
今日は支援センターで僕と純子さんと姉上の三人で喫茶を利用していた。始めは笑い声があったが、姉上が職員さんに呼ばれてから空気が変わった。僕は気付かなかったが、純子さんが「普通は仕事の事やこれからの事とかって言わない?」と僕に言う。つまり、「生活」の事で姉上は呼ばれたのだ。さすがは純子さん、細かいところを聞いている。そして僕と純子さんの二人で姉上を心配していた。やっぱり仕事は障がい者雇用でも合う合わないがあるよねと。仕事に対する不安を語っていた。それから姉上が面談を終えて三人になったとき、純子さんは泣きそうになりながら姉上に辛かったね、と話しかける。それで二人はお互いに涙目で一旦支援センターを出る。少し帰ってくるのが遅いから、様子を見に行く僕。二人は裏道から出てきた。泣いていたらしい。僕は二人の涙を知って辛かった。
Q一般雇用と障がい者雇用では、どちらが見つけやすい?
Aあくまで傾向として、一般は長続きがしない? 病気に対する理解は? クローズが多い。見つけやすいなど。障がい者雇用は正反対かな? オープンにした方が続きやすい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます