プレステ4

『GRAVITY DAZE(グラビティデイズ) 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』【PS4】

 記念すべき(?)プレステ4のソフト1本目です。

 メッチャ最近プレイしたばっかりの『グラビティデイズ』を語ります。


 あんまり面白い失敗談とかはありませんが、とても面白かったので語ることにしました。



 空中都市、ヘキサヴィルが舞台です。

 その都市の建物の壁に囲まれた、誰もいない場所で、ひとりの少女が目を覚まします。

 金髪で赤い目をしており、褐色の肌のかわいらしい少女です。


「ニャア」


 側には黒猫がいました。しかし少女はあげられる食べ物なんてないからお帰り、と言います。

 少女は歩き始めます(ここから操作が可能です)。が、倒れていたこの場所がどこかわかりません。そして、なにも思い出せませんでした。


 歩いていると、息を切らせた男に腕をつかまれます。振りほどきましたが、男は「うちのガキを助けてくれ」と訴えてきます。

 男の後について行くことになりましたが、なんだか黒猫もついてきています。

 進んでいくと、人々がおり、「重力嵐だ」と騒いでいました。

「オージン、今度こそオシャカだぞ」と男に声をかける人が。

 男――オージンが「ユジー、大丈夫か!」と声を張り上げます。


 建物の間から見える空には、黒い雲のようなものが渦巻いていました。そして、小さな家がその黒い渦巻きに巻き上げられようとしています。

 その家には小さな男の子――ユジが。なんとか家にしがみついていますが、今にも家ごと黒い渦巻きに巻き込まれそうです。


 オージンは少女に、「助けてくれ、嵐に巻き込まれたら終わりなんだよ」と訴えてきます。「あんたカラス女の仲間だろ? どんな所へでも行けるんじゃないのか。その猫もどきと一緒なら!」


 訳が分からず少女が戸惑っていると、黒猫が奇妙な色に光ります。

 そして少女について来いとでもいうように歩きだしました。


 すると少女の体が浮かび上がります。そうして、壁に立つことができました。驚きながら「これ……もしかして黒猫おまえが?」と問うと、黒猫は返事をしたように「ニャア」と鳴きます。


 壁を進み、パイプの上を進むと、また宙に浮かび上がります。着地すると、ユジがつかまっている、かろうじてその場にとどまっていた家が、嵐の力で浮き上がっていきます。


 割れた地面が嵐で浮き上がっています。そこに、少女は自分の意思で浮き上がり、着地します。

 そうして、宙に浮き、瓦礫に飛び移り、を繰り返してユジがつかまっている家に近づいていきます。


 警察隊の人が空飛ぶ乗り物に乗って、ユジに近づきましたが、黒い渦から大きな手が出てきて、渦に飲み込まれてしまいます。

 嵐に巻き上げられたユジも、黒い渦に巻き込まれそうになる瞬間、少女は宙に浮き、ユジを助けることに成功します。


 渦から出てきた大きな手が、襲い掛かってきますが、黒猫が飛びかかるとそれはかき消え、重力嵐は晴れるのでした。


 ユジをオージンの所に届けます。

 空中都市であるので、その都市の下は地面がありません。その下に家が落ちそうになるのを少女は何とか引き戻そうとしますが、少女の力では無理で家は落下してしまいます。


 落ちちゃった、という風に苦笑いする少女。

 それを見て、助けてくれと言ったが家を壊してくれとは言ってねぇ。と激怒するオージンとユジ。

 どうやら少女がわざと家を落としたように見えたようです(?)

 恩を仇で返されて、少女は「私悪くないもん」とその場を立ち去ります。

 そうして移動して、見つけた扉を開けると、少女はそこは空中都市だったということを知ります。



 この冒頭、チュートリアルなわけですが、少女が宙に浮く操作をするとき、『無重力浮遊』と出るのです。そして、空中を移動するときは『目標の方へ』と出るのです。

 空を飛ぶというよりは重力を操作して、重力の方向を変えて、その重力の方向にんですね。

 こういう能力を持つ人を街の人は重力使いと呼んでいるようです。

 ゲームのキャッチコピーは『少女は、空に落ちる』


 進行は、ムービーとコミックのようにコマ割りされた静止画で進んでいきます。


 この後、少女は猫にダスティと名前を付けます。

 そうして、ダスティのような不思議なカラスを連れた、重力使いの女性を見かけたり、逃亡中の暴漢を追いかけて逆に囲まれている腰抜けで調子のいい警務官を助けたりします。


 助けた警務官と話をしてると、黒い奇妙な生物――ネヴィに襲われます。

 戦闘のチュートリアルです。


 ネヴィは丸く赤く光るコアにしかダメージが入りません。

 体についているコアをすべて破壊することで撃破することができます。


 地面の上では普通のキックです。重力操作の力を使わなくてもなかなかの強いキックです。そんなキックを放てる少女は本当に何者?!


 空中に敵が現れます。通常キックでは届かないので重力キックです。

 浮き上がった後、そのまま敵に高速落下で蹴り飛ばすします。

 すぐに方向転換してそのまま、空中での連続キックはなかなかに爽快です。

 


 倒した後、いろいろあって休む場所が欲しいとぼやいていると、マンホールに落ちてしまいます。転がり落ちてたどり着いた広い空間を自分の家にしてしまおうと決めて、色々と家具を集めて、住み始めるのでした。

 

 助けた警務官――シドーに再会し、少女が街のみんなの噂になっており、いつも黒猫についてまわるキトゥン(子猫)と呼ばれていると教えてくれます。



 重力操作で空を飛び回る――落ちまわる? のは本当に爽快です。

 画面左上に、重力操作に使う重力エナジーのゲージがあり、それがなくなると重力は元に戻ってしまいます。空中にいると地面に落下してしまうわけですね。


 そのエナジーの持続力を上げるには、プレシャスジェムという、街のいたるところに配置されているアイテムをゲットして、それをレベルアップに使います。

 他にもキックの威力を上げたり、落下速度を上げたりできます。


 それでこのジェムを探して街を飛び回るのが(個人的に)本当に楽しい。街も作り込まれていて美しく、本編そっちのけでひたすらジェム探しをしてしまいます。


 このプレシャスジェム、街のいろいろな物の動力にもなっていて、噴水の水を噴き出させたり、明かりをつけたり、エレベーターを動かしたりします。

 集めたジェムで、止まっているそういった設備を自分で動かすと、チャレンジミッションが解放されます。


 時間内にどれだけ敵を倒したか、とか、地面を高速で滑走する重力スライドだけを使って街の中に設置されたコースをタイムアタックしたりとか、重力の力で物を持ち上げる重力グラブで、決められた場所に物を何個投げ入れられるか挑戦したり、色々な種類のミッションがあります。


 好記録を出すとジェムがもらえるので、とりあえず挑戦するのですが、初期能力ではこれは難しい、というミッションもあって、レベルを上げてからまた挑戦する、という感じで、好記録を出していきました。

 またそれも楽しかったです。


 そんな爽快な重力操作ですが、壁や天井にも立てるので、それに合わせてカメラがグルグルするのです。酔いやすい人はちょっと注意かもしれません。

 そしてなぜか、そのカメラの角度が変わるたびに、体を動かしてしまう私。逆さになった映像を無理矢理、まっすぐ見ようとするかのように体が動いてしまうんです。

 ファミコンを買って間もないころ、アクションゲームをしていて動きにつられて体が動いていたあの感覚に似ている……。


 それから私、回避アクションは地面でしかできないと思い込んでおり、空中でも回避できると気づいたのは、本編がもうかなり終盤になってからでした(-_-;)

 いやー、空中で回避できるってもっと早くに気づいたら、もっと楽に攻略できる場面もあったでしょうに……。


 本編とは別にサイドミッションが3つ(一つにつき前後編)あり、メイドになったり、暴走族ならぬ暴飛行族を捕まえるためにそのチームに潜入したりします(Vita版だとダウンロードコンテンツのようです)。

 本編でも一つ着替えができるコスチュームをゲットできますが、サイドミッションをこなすと、コスチュームをゲットすることができます。


 お気に入りは暴飛行族の時に着るキャットスーツ。

 普段の格好もかわいいし、露出度が高いのですが色気が足りません。しかしこのスーツはかわいくてなかなかにセクシーです。


 本編のストーリーはシドーに頼まれて、街の守護石、ホーリージェムを狙う怪盗エイリアスを捕まえるために協力したりしつつ、重力嵐で失われた空中都市を復活させるために、自称神に導かれて異次元に行ったりします。


 その異次元では必殺技を覚えることができます。

 一つ目の異次元では、回転しながら突進するスクラッチトルネード。

 二つ目は敵を自動的に追尾する重力弾を撃ち出す、グラビティタイフォン。

 三つ目は、周囲にいるネヴィをブラックホールに吸い込む、マイクロブラックホール。


 遠隔攻撃のグラビティタイフォンが使いやすくて、そればかり使っていました。敵に近づかなくても見える範囲にいる敵全てに攻撃してくれるので、本当に楽に攻撃できるんですよね。


 もしも異次元で必殺技を取り逃しても、後々、自由に異次元に行き来できるようになるので安心です。


 でも初見ですから、後で行けるということは知らないので、異次元はそのイベント時しか行けないと思って頑張ってジェムなどをなるべく逃さないように頑張りました。


 そして、二つ目の異次元の時、順路とは外れて探索していると、普段とは違う、輪郭が緑に光るネヴィが出現しました。他の敵と比べて壊さなければいけないコアが多く、その時唯一、覚えていた必殺技、スクラッチトルネードが効かない強敵でした。

 これは、もしかして新しい必殺技しか利かないのか? と考えた私は先に進んで新しい必殺技、グラビティタイフォンを覚え、また来た道を戻るという行動をとります。

 そしてグラビティタイフォンをぶつけてみますが利きません。


 死んだら進んだ先でのチェックポイントからなので、いちいち戻らなくてはいけないのに、何とか倒せないかと奮闘しましたが、全く倒せず、その時は諦めました。


 のちに、いつでも異次元に行けるようになりましたが、そいつを倒したのはクリア後に自由に街を散策できるモードになってからでしたね。

 そういう、必殺技が利かない強敵が、三つの異次元に一体ずついて、倒すと大量のジェムをゲットできます。


 で、三つ目の異次元のその強敵がもう、強敵すぎるんです。

 広範囲の空を浮かんでいる、かなり長い体の敵で、その長い体に、縦に並んだたくさんのコアがあります。

 キトゥンとそんなに変わらない速度で絶えず動いているので、そのコアをとらえるのが難しく、もう必死です。


 回復は、その辺に浮かんでいる緑色のアイテムを取るとできるのですが、近くにそんなにはなく、体力の最大値をマックスまで上げているのにもかかわらず全然足りません。


 なので、ある程度戦って体力が減ったらその強敵から離れ、回復アイテムを取りに戻る戦法を取ります。しかし、回復アイテムがあるところには雑魚敵がウヨウヨ。

 なので強敵と戦う前にまず、その雑魚を一掃してから、強敵に挑み、体力が減ったらちまちまと回復を取りに戻り……をくりかえして、もう何度死んだかわからないくらいに死んで、何とか撃破したのでした。

 いやー、大変だった。


 でも、そうして苦労して倒して出た大量のジェム……もうすでにほとんどの能力をマックスにしているからもういらない……(一応、トロフィがゲットできますけどね)。


 ストーリー的には、一応区切りはつきますが、色々な謎を残しつつ『2』に続くって感じでしたね。

 『2』はすでに出ており、まだ私はプレイしていないのですが(『グラビティデイズ』を買おうと決める前には近所のゲーム屋で見たんですけど、買おうと決めてから見なくなってしまって……さっさと買えばよかった)、プレイ動画を見ていると、ヘキサヴィルではない、また別の場所が舞台のようです。

 色々とパワーアップしているようです。

 ああ、早くやりたい。


 キトゥンは、正義感が強く、記憶喪失と感じさせないくらいに元気で明るい、かわいいキャラで、とても魅力的です。見ていてこちらが元気になるキャラですね。


 というわけで、語るのはここまでです。

 これからちょいちょい、もしかしたらドンドン、PS4のゲームを語っていくと思います。


 ではまたいつかの次回で。

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