魔法陣と共に

フレイム

Episode 1 迷い込みし世界

書ける才能 使う才能

「いや、これ書こうとしたんじゃなくて適当に書いたらこういうのができたんですって」


「あなたは魔道士ですか? 魔法使いは魔法陣なんか書くこともできないし使うこともできないでしょう」



「いえ自分は魔法使いです。 …普通にこれがなくても魔法は使えるんですけどこれ使わないと強い魔法は使えないってだけで」


 この会話はある少年と学校の校長先生の会話である…


 少々昔に巻き戻ってこの少年に何があったのか


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「なんか楽しいことないかなあ…っていっても明日も学校だしなあ…」


 自分は皇 翔(スメラギ・カケル) 高校生ではあるんだが 学校内ではいじめってわけではないが一人でいることが多い


 …名前? 知らん 創造主にでも苦情はどうぞ

 (名前が読みにくいのはほんとすいませんby作者)


 一人で過ごしている寮の中では自分しか…いやルームメイトも知ってはいるが

秘密がある


「時間も暇だしなんか書くか…」


 自分は絵をかくのが大好きだ しかし普通の絵ではなく俗にいう幾何学模様きかがくもようのよくわからない絵を描いている


 こんな絵をほかの人に見せるわけでもなく見せる気もなかったのだが

自分のミスで机の上に置いていたその絵を挟んだ本をルームメイトも見てしまいそれでルームメイトもそのことを知っているのだ


「ただいまー …ん?皇、今日は出かけるんやなかったん?」


この微妙な関西弁で話す人はさっきからルームメイトって呼んでる 島田大地(しまだ・だいち)で自分が書いてる絵を知っている唯一の人物


「おかえりー まあ明日も学校だし出かけて疲れるのも無駄だしね そういえば島田君はどこいってたの?」


部屋からでちょっと声を大きめに出す


「ちょっとキャラのグッズ買いになあ ってかまたあの絵なんかよくわからんけどかいてんの?」


袋がガサガサいう音が聞こえてるし 晩御飯の奴とかかと思ったがグッズかよって突っ込みそうになった


「まあそうだよ こんな絵に何の意味もないと思うんだけど… なんか書きたくなるんだよね」


ってか島田君さりげなく部屋入ってる… まあいっか


「悪い その感情は俺にはわからんわ 絵っていったら、なんかこう…ブワッとした感じなんじゃ無いん?」


「凄い抽象的な感じ… まあ自分が書いてるのは完全に絵とは言えないね 風景画とかでもないし… それこそ漫画の世界の魔法陣みたいな…」


「せやな、ゲームの世界に書かれそうな魔法陣みたいなやつやわ」


もうわかられそうだが島田君には自分がこんなの書いてるのを教えている

島田君なら信じれるし何より口硬いし


「ってか飯当番今日皇ちゃうん? 作ってる?」


「…あっ 悪い、今からすぐ作るね」


その後作った晩御飯を二人で食いその日は眠りについた…はずだった

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