己の意思と同一思考……そして誰も干渉させない己自身にもだ。

蕈 玄銘(くわたけくろな)

第1話 プロフィール 次元魔法の使い方などを追記

 名前…名前は無いが本人曰く『俺は虚……何も見い出せぬ……全てに飽きた……俺を楽しませてくれ、……一時の楽しみでは無く、永遠の楽しみを……』


 とのことで名前は虚(うつろ)


 身長…無し


 体重…無し


 容姿…自由に作り変える事が出来る。本来身体と言われる実体は無い。


 性格…基本的に温厚で常に楽しみを求めている。楽しみを見い出せなくなると手がつけられないほど自虐をし狂い始める。基本的には敵を暫く様子見するが能力故どうやっても楽しめず、飽きると敵の身体に起こるダメージなどを楽しみだす。色んな行動を敵にさせた結果、飽きるとネガティヴになり自殺を図るがこいつは自分を含めて直接干渉できない為死ねない。そして相手は同じ思考を持つ為大体は死ぬ。


 能力…意思を持っている存在の思考を自分と同一化する事が出来る。無意識で常に発動し、範囲は別次元も含む。自身が存在を認識すると効果は問答無用で発動する。(存在が何か理解していなくても発動)今回の大会に於いて最初から存在がいる事は分かっているので最初から問答無用で効果は発動。


 他の存在に直接干渉されないが干渉もできない。会話などは念力で行う。


 弱点…敵を殺し合わせても必ず一人は残り、自身も干渉できない為、勝てない。だが己を殺すと言う事を考えれば殺す事は可能。しかし、本気で自分を殺す事を考えなければいけない。だが、自分は実体が無いし自分で干渉出来ないので自分を殺す事を考えても自分は殺せない為、敵のみ殺す事も可能である。敵が自殺不可能な敵の場合(防御特化型などで自身の攻撃で自分を殺せない)決着はつかないだろう。


 追記…虚のポイントです。あくまで虚は勝ちに拘っていない。自分を永遠に楽しませてくれる存在を求めている。虚が認めた存在であれば、、、虚は大体の存在は自分の思い通りだ。それを使えば、別世界の存在の能力を使わせて死んだ者を生き返らせる事も不老不死にする事も可能かもしれない。大抵の願いは叶えられるだろう。神でも自分と同じ事を考えるのだから。


 ※観客や審判にも同一意思が発動するので受付に頼んで観客と審判には同一意思が効かなくなる様に施してもらう。これは観客に危害を加えたとされ失格になるのを防ぐ為である。


 ※もしも干渉無効を突破する何かが現れた場合虚は次元魔法を使って戦う。(元々は攻撃魔法では無く移動魔法)普段の移動で干渉出来ない筈なのに次元を跨いで移動しているのは普通の移動。普通の移動で次元をすり抜ける。次元魔法は敵を場外に飛ばしたり次元の狭間で押し潰したりして攻撃する。干渉出来ない状態では虚本人も撃つことは不可能。


 ※干渉され攻撃された場合の虚の防御力については実体が無い為消滅系位しか効かない。消滅系についても触れた瞬間即座に消えるほどヤワでは無く触れた瞬間虚が移動して回避する可能性もある。虚の回避速度は普通の移動で次元を跨ぐ速度の時点で察し。


 ※次元魔法を破壊したり効かない相手の場合虚の次元魔法の最終手段の飽和という技を使う。次元魔法を物凄い勢いで展開し自分もろとも相手を包み続ける。そして、次元魔法で包んだエリアごと次元を移動させる。虚本人もどこの次元にいるのかも分からなくなるし時間軸も時間の進み方も全てバラバラである。もちろん直接干渉無効が突破され続けている状態でない限りこの技を出すのは不可能である。


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