水精霊の映写機希構
レー・NULL
残念。仲間外れです
「世界は変貌を許容し、形を取り戻しつつある。我等秩序のすべき事。更なる悲劇を未然に防ぐ、更なる悲劇に襲われた時、早急に立ちなおす為の準備。メラン、汝は早急に情報を集めろ」
「エンシェント様の命に従い、情報収集に徹します」
「フロウ。汝も情報を集めろ。だが、情報の伝達を主に動け」
「了解しました」
「サイク。汝は我と共に情報の解析。現状の理解。対策の構想」
「僕は、別にいいと、思う。外に出るよりも合ってる、よね」
「グラビ。汝……。妨害者の抑制」
「まぁ、アタシ的には細かいことを頼まれるよりは良いかな」
「下位の精霊。フロウ、汝適時指示を出せ」
「伝達と指示を同時に受け持つという事ですね。私からの指示が無い場合は、ガントを中心に動いてください」
「解った。私が何とかしてみるよ」
「ギヒャヒャ、俺は指示なんてうけねぇよ?」
「グリア……。緊急時には貴方も従ってもらいますよ」
「あたしはフロウの指示に従うよ」
「ん……。私も」
「ありがとうございます。移動速度の問題でエイスにはガントの補佐メインになってしまいますが、ブレスは私と共に行動してもらう時が来るかもしれません」
「ちょっと! わたくしの事忘れてますわよ!」
「忘れているわけでは無いのですが。現状はガントの指示で……」
「わたくしは1人でも何とかなりますわ!」
「そうですか、では各自動いてください。何か緊急の事態が起きた場合、早急に指示を出します」
「え、ちょっと。なんですの」
「そうだね。出来る限りフロウの負担にならないようにこっちはこっちで動けるようにしておくよ」
「なんだか」
「フロウ、あたしも頑張るよ」
「わたくし」
「ん……。私も」
「仲間はずれですわ!?」
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