第8話 夕焼け空に話があるんだ

「いやあ、この土手道から見る夕焼けは美しいですなあ。ははは」

 犬沢は、夕焼けを茶髪に浴びて、妙にきらきらとしていた。


「犬君、相変わらずかたいね」

 猫野にびしっと言われると、犬沢はクールさが崩れてしまった。

 不意に後ろを向いて、腰に手をあてる犬沢。


「だ、だ、だ、大事な話があるんだー!」

「膝枕ね!」


「ああ、いや」

「え? いやなの? むーん。じゃあ、知らないもん」


「ひ、膝枕を! 膝枕に一票をお願いいたします!」

「そうよね。清き一票、いただきます」


 >分岐<


 猫野は、膝枕をしてもいいよとそっと座った。

 ところが、犬沢の妄想が爆発!

 どうする、小生?


 A 鼻息ふがふがして、甘える。

   第10話へ。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883918985/episodes/1177354054884210668


 B 武士はなんたらと持論でかわす。

   第7話へ。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883918985/episodes/1177354054884199263


 ゆっくりお考えくださいましたか?

 さあさあさあさあ。

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