第6話 イヌコいいこいいこできます

「猫先輩、実は俺……」

「何? 犬君、改まって」


「俺は、猫先輩の事が、す、す、す、す……」

「どうしたの? 酢? 巣? いやーん。まだ酸っぱいもの食べたくなっていないし。巣作りも早いし」

 ばしっと背中を叩いてしまった。


「そんなこと話しましたか? す、酸っぱいものとか、巣作りとか?」

「いやーん。ねえ? 今日はちょっと甘えたい感じ……。そうだ! 土手から帰ろう。土手で、私の膝枕に乗ってくれないかな?」


「そ、そんなことされたら、俺ももう言わないといけないことがあるのですけれども」


「言わないといけないこと……。犬君、それって……」

「さあ! 土手道から帰りましょうか」

 珍しく笑っていた。


 >分岐<


 その後のいちゃいちゃはご想像にお任せします。

 書いてねっと仰る場合、分岐をご用意いたしますので、アンケートにお答えください。

 コメント欄にお願いします。


  A 自分で妄想できるので、このままでいいですよ。

    第9話へ。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883918985/episodes/1177354054884203933


  B 作者なのだから、最後まで書いてよ。

    第8話へ。  

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883918985/episodes/1177354054884203526

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