場所にもよりますが……
例えばあなたが男性で、一般礼節をわきまえた紳士だったとしましょう。
あまり大きな箱だとちと微妙ではありますが、主人が一人でやっているようような規模の「小料理屋」クラスのSMバーだと、大抵は主人を目当てにしたM女性様が集まっております。
「あれ、場違い?」
いえいえ、最初はガッチガチにガードを張られて会話すらしてくれないかもしれませんし、いきなり向こうから猛烈アプローチをかけられるかもしれません。両極端ですが、これがSMバーです。
「プレイしたいわけじゃなくて。話しがしたいんだ!!」
こう思っていても、気が付いたら鞭やら何やら、溢れんばかりに持っているワンダーランド(笑)
しかも、俺サディストだったっけ? あれ? ……実に怖い空間であります。
こうなってしまう要因の一つが、「まともなサディスト(以下S)やマゾフィスト(以下M)がいない」です。まあ、元々まともではないのですが、礼に終わり礼に終わるのがSM道。これができないS、そしてMも多いのが現状です。
Mは酷いSに散々やられているので、まともそうな人をSとみなしてしまう傾向が見られ、慣れていない人は勢いに持って行かれて「疑似S」をやるという構図という感じです。
さて、これはあくまでも一例ですが、こういった場所での遊び方はとにかく自分をしっかり持つ事。
アタックかけられられようが知らぬ顔をする精神力と、面白そうだと思った人がガードを張っているなら解くまで待つ根性。そうすれば、ワンダーランドの魔力からは逃れられられると思います。あくまでも紳士的に行きましょう。
というわけで、今回はSMバーの遊び方でした。
似て非なる物でサロンもありますが、それはおいおい。
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